質問:
いつも楽しく拝読しております。
食べ物には本当に気を遣わねばならないと、小田様のブログを拝読するたびに思います。
こういった会で配られるお菓子や飲み物にも、やはり気を配っていらっしゃるのでしょうか。もし、体に優しいお菓子があったら、ぜひ教えてください。
投稿: | 2024年11月 5日 (火) 21時37分
回答:甘いものよりも上質なお話し
ブログを読んでいただきありがとうございます。
寡聞にして、体に優しいお菓子を私は知りません。会合ではお茶だけで、お菓子は出しません。お菓子の代りに、私の人生旅行での土産話を出します。
私は以前、洋菓子ではなく、和菓子をよく食べていました。しかし和菓子でも砂糖は入っております。最近では人工甘味料が多く使われており、危険なので食べなくなりました。
吉野敏明医師の説明で、四毒のうちの一つは砂糖であることを肝に銘じています。私はこの3ヶ月ほど、お菓子は全く食べていません。不思議なもので3ヶ月も食べないと、お菓子を欲しいとは思わなくなりました。その分、出費が減り、大助かりです。
爬虫類の脳から人間の脳へ
砂糖の糖は、爬虫類の脳に影響を及ぼします。そこでドパーミンが出て、依存症になります。麻薬と同じです。脳の前頭前野に影響を及ぼし、正常に考えることができなくなります。いくら砂糖が悪いと分かっても、中毒になるとそれが自制できなくなります。脳が壊れたのです。麻薬と同じ症状です。
砂糖依存症は、脳が爬虫類に退化したのです。
同じドパーミンが出て快楽を感じるのは、知的な興奮を得る良質な刺激であって欲しい。それが人間だけが持つ新哺乳類の脳です。
新入社員教育資料「修身」より (著者作 2005年)
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「みとりし上映会」での接遇
「みとりし上映会」でも、お茶は出しますが、お菓子は出しません。そんな甘いものより、知的興奮の付加価値の高い、美味しく付加価値のあるお話しをすればよいだけです。私は参加者に喜んでもらおうと、お話しの品質向上に最大の精力を使っています。参加者を甘いもので釣るのは下品です。
体に優しいお菓子があると考えるのは幻想です。砂糖は、紀元前頃、開発された国際商品です。当時は大変貴重品で、ローマ皇帝しか賞味できなかった。江戸時代はご禁制品で将軍様しか食べられなかった。当時、砂糖は、庶民が食べられなかった貴重品です。
沖縄のサトウキビから作る砂糖は、江戸幕府管轄の商品で、金を稼ぐ輸出品であった。江戸幕府は砂糖を清国に輸出し、清国人を砂糖で依存症にした。それでカネを稼ぎ、明治政府が日清戦争で勝利する下準備をした。
英国は清国人にアヘンを売り、清国人を麻薬中毒にして、国力を弱め、アヘン戦争に勝利した。
現代、甘いお菓子は、食品メーカが、消費者を洗脳するため、体に良いと宣伝してきた。砂糖で病気になるのです。
糖分を過剰に摂取すると、カラダを主に構成しているタンパク質と結びついて、体内に最終糖化産物AGEs(Advanced Glycation Endproducts)が生成される。それが人の老化を促進させます。老化すると免疫力が低下して、些細なことで発症する。
お菓子をたべなければという、コチンコチンに固まったその洗脳思想を解凍しましょう。健康で過ごすことが、自分有限会社と日本の国力を強固にします。
2024-11-06 久志能幾研究所通信 2964号 小田泰仙
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