CT検査、がんセンター統一協会?から脱会できず、涙 😿
昨日(2022年11月24日)、がんセンターで定期検査でCT検査を受けた。受けたくはないが、がんを患い手術まですると、がんセンターの標準治療コースに載せられて、術後、嫌でも定期的なCT検査等の全身検査を受けねばならぬ。
検査は構わないが、CT検査時の造影剤の影響で、体調不良になり、へばってしまった。そのせいで昨夜はブログの更新が出来なかった。恐縮です。
検査をして、体がへばってしまうのには、何か違和感を覚えた。この検査は体にとって正しいことなのかと疑問を抱いた。
検査とは
トヨタ生産方式の考えでは、検査では付加価値を出せないので、各工程で作り込みをするのが原則である。検査をしなくても良品を生産することが、大前提である。その検査の費用とメリットを天秤にかけて、検査を評価せねばならぬ。
体の検査
その考えを自分の体の管理に展開すると、がんにならないような生活を送ればよいのだ。だから私は最大限の対策をしている。しかしそれを実施してもがんセンター(がん友協会?)は、許してくれず、検査を受けねばならぬ。私は拒否をする勇気がない。なぜならがんの再発防止もあるが、金づるの意味もあるからだ。
病院にとって、癌患者は大事な金づるなのだ。そのCT検査費用は1回、36,060円である。実際は健康保険があるので患者負担は7,210円であるが、国と病院の会計上は36,060円が計上される。
2019年に新たに診断されたがんは999,075例(男性566,460例、女性432,607例)*国立がん研究センター)。この癌患者全員が年2回、CT検査を受ければ、検査だけで約720億円の売り上げなのだ。患者にCT検査の拒否権はない。その他、現在の医療体制を考えれば、国の医療費の総額が43兆円を超えたのは、納得である。国の税収は60兆円しかないのに、だ。
減価償却
私は、2014年12月25日に大垣市民病院で心臓のCT検査を受けた。検査機械はドイツのシーメンス製であった。検査後に担当医師に聞いてみると1億円以上もする高価な機器である。この業界は東芝、GE、シーメンスがしのぎを削って売り込んでいるという。操作性と性能の点でシーメンス製にしたとの事であるが、減価償却費が大変なようである。その分、患者を回してその費用回収しなければならないので、病院院経営的に、医師はつい安易にCT検査を勧めるようだと、合点がいった。
夕張市が財政破綻して総合病院が無くなったため、夕張市市民の死亡率が下がったのは、意味深長である。
メリットとデメリット
医学雑誌のデータでは、人の年間の許容X線量は、1ミリシーベルトである。
胃透視でのX線量は、3ミリシーベルトである。
CT撮影でのX線量は、10ミリシーベルトである。年間3回以上CTを受けると、ガンが発生する確率が顕著になるという。
2004年にイギリスの医学雑誌「ランセット」に「日本ではがん患者様全体の4.4%が、CTやエックス線の影響でがんになっている」という論文が掲載された。その論文によるとこれは世界最悪の数字だという。CTの影響でがんが12%も増えるという外国のデータも存在している。
福島原発後に、国のご都合主義で引き上げられた限界被爆量は年間20mシーベルトである。今までは人の年間の許容X線量は、1ミリシーベルトであったのに。これでは、1回のCTで軽く限界被爆量を超えて場合がある。
本当に、無制限にCT撮影をしてもいいのだろうか。担当医師に聞いても、最近はX線量が少なくて撮影できるという。ほんまかいな?である。その医師のいう裏付けデータは不明である。
2015年頃、CT検査の話を後藤先生(私の英語の師匠)と電話で話をしていたら、「CTはレントゲンの600倍の放射能を放射して、10万人に104人の割合でガン患者を発生させる」との記事が“The New York Times” SEPTEMBER 9,2012号に掲載されていること教えられた。早々に自宅の新聞の山から引っ張り出して確認した。また造影剤は腎臓を傷めるとの先生からの注意があった。
現代医学は、検査のやり過ぎで病気を増やしていないだろうか? その結果が、国の医療費総額の43兆円超えである。
正しい生き方は、病気にならない、検査を受けなくてもよい生活を送る、が鉄則である。しかしがんセンター統一協会からの脱会は難しい。過剰な検査がお布施として要求される。私は、考えすぎのストレスからがんが再発しそうだ。
2022-11-26 久志能幾研究所通信 2550 小田泰仙
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いつもブログを興味深く拝見しております。
小田様のことですので、許可をとるなり、されているとは思いますが、老婆心ながら、コメントさせてもらいますね。
小田様は、このように、新聞記事の画像をよくアップされていますが、これは、権利の侵害にあたってしまいませんか。(複製権やら公衆送信権やら)
以前より、勝手にではありますが、心配しておりました。権利の侵害にあたっていないと良いのですが。
投稿: | 2022年11月26日 (土) 10時22分