108歳を目標(8/14) 死臭病を歯行悟磨で防ぐ
最近連続して虫歯が見つかり、気落ちしている。自分では、最新の歯磨き機でしっかり磨いていたつもりなのに、見えない所に虫歯が出来ていた。加齢とともに、虫歯菌に対する抵抗力(免疫力)も減ったようだ。若い頃は、今ほど歯磨きをしていないのに、虫歯にならなかった。それで危機感に目覚め、次の方法に歯磨き方法を改善した。虫歯防止に取り組みは、命の保全である。歯は命なのだ。
しかしいくら自分でしっかり磨いたつもりでも、限度がある。それよい適宜、歯科医院で歯の手入れをしてもらった方が確実である。それで歯科医院に行っていた頻度は、今までが3か月に一度であったが、今は月1の頻度に変え、歯の点検、歯の掃除をしてもらっている。費用は一回当たり千円以下である。散髪でも月一回である。外見の散髪での手入れより、体内面の歯のお手れが重要だ。それで命が守られれば安いものだ。
髪の毛は「余血」とも呼ばれる。それを考えると、歯は「命血」なのだ。
歯の裏側に出来た虫歯の穴。前からは見えない
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死臭病
歯の病気で虫歯より恐ろしいのは、歯周病(死臭病)である。歯周病の菌が脳梗塞、心筋梗塞に深くかかわっている。歯周病の菌が血管内を巡り、梗塞の原因となっていることが分かってきた。歯周病の人が脳梗塞になる確率は、そうでない人の2.8倍も高いという統計もある(日経ビジネス2018.09.10号)。だから私もがんの手術前に、愛知県がんセンター内の歯科医で診察を受けさせられた。
私が歯を一本失ったのも、歯周病が原因であった。
残存歯の数
残存の歯の数で、余命が決まる。歯の命は自分の命のバロメーターである。だから歯を大事にするために、下記の取り組みをしている。
108歳を目指すには、歯が無くては、「歯なし」にならない。
歯行悟段磨き 5段活用
1段活用 回転式歯磨き(ブラウン製) 荒仕上げ工程
2段活用 超音波歯磨き(フィリプス製) 中仕上げ工程
3段活用 歯間ブラシで歯磨き 手直し工程
4段活用 手仕上げで歯磨き 最終仕上げ工程
5段活用 検視鏡で歯磨き状況確認 検査工程
ライト付きの歯科医用の鏡(歯科医院で購入 約5千円)。
自分の目でしっかり確認する。トヨタ式現地現物です。
この鏡は洗面台の鏡で見るよりも、はるかに自分の歯が良く観察できる。
この歯磨き工程は慣れれば5分もかからない。手磨きだけでは、どうしても磨き残しが出る。それを機械化して、短時間に効率よく磨くだけだ。回転式も振動式も手磨き式も一長一短なので、全てを使う。これで100%ではないが、少しでも虫歯、歯周病になる確率が減らせれば、ヨシとしている。
歯科医院での辛い治療を思い出せば、この歯磨き工程を我慢して実施できる。何事も痛い思いをせねば、進歩もないし、学べない。死んでからでは遅いのだ。
回転式歯磨き機、振動式歯磨き機、手磨き用歯ブラシ
歯科医用の鏡。鏡の下に4つのLEDランプが設置されている。その下がボタン。
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人生の汚れ
食べれば、知らず知らずのうちに汚れが歯に付いてくる。それも時間が経つと簡単には落とせない汚れに成長する。人生での生き様でも同じで、知らず知らずに悪縁の汚れが人生にまとわりついてくる。それが事故や病魔の原因となる。歯磨きをしながら、自分の人生の汚れを考えたい。体の汚れを落とす人は多いが、心の汚れを落とす努力をする人は少ない。
馬場恵峰書
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日本人の歯の本数
8020運動は、平成元年(1989年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。(日歯HPより引用)
厚労省が5~6年に一度実施している歯科疾患実態調査の報告によると、すべての年齢層において年々保有する平均歯数は増加してきている。現在、平均値で20本以上保有する年齢層は69歳まで、70歳以降では自分の歯が20本を下回っている方が多い。
歯の機能が落ちないようにかかりつけ歯科診療所で定期的にチェックを受けることが必要となる。
日本歯科総合研究機構 恒石美登里
この項、下記のHPの記事を編集
8020現在歯数と健康寿命 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 (jda.or.jp)
https://www.jda.or.jp/park/relation/teethlife.html
2022-11-26 久志能幾研究所通信 2551 小田泰仙
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