うまい、安い、怖い すき焼き肉で「乳がん」?
久しぶりにすき焼きが食べたくなり、高級和食店のK店に出向いた。健康上の理由で、私は滅多に肉は食べないが、たまに食べるのは問題ないとして、月に一度くらいの頻度では肉を食べている。
今までは、知人と庶民的な某店でランチ「すき焼き定食」を食べていた。その価格は780円、コーヒ付きである。
ところが今日のK店では、「すき焼き定食」が1300円(米国産肉)、1500円(国産肉)、2500円(国産肉霜降り)、2800円(国産肉霜降り)の4つの種類であった。何が違うのかといえば、肉の種類の差である。米国産肉か国産肉か、その肉質の差である。
某店の780円のすき焼き定食と、K店の2500円のすき焼き定食の差は、目で見てそんなに差はない。入っている惣菜の種類は同じである。しかし、それを庶民店で780円、高級店の1300円の価格で提供しようとすれば、必然的に安い米国産の肉や安い野菜や卵を使わないと採算が合わないはずだ。その安い食材が怖いのだ。牛肉の詳細を調べてからは怖くなり、安いお店で食べられなくなった。
米国産の肉
米国産の肉は最悪である。食べれば健康を害する危険性がある。その理由は、米国牛の約90%にエストロゲンという女性ホルモン剤が成長ホルモンとして、飼育中に投与されるからだ。肉の中にその成分が残るのは明らかである。
国産の牛肉でも絶対安全とは言えないが、米国肉には、エストロゲンが国産肉の600倍も残留していることが検査機関で明らかになっている。
エストロゲンに発癌性があり、特に乳がんや子宮がんの原因として疑われている。
エストロゲンが使われる理由は、早く牛を成長させることが出来るためだ。日本の牛が25か月で出荷されるが、米国では20か月で出荷される。米国は、エストロゲンを成長ホルモンとして使い、その分、日本よりも5か月も早く出荷できる。それで生産コスト(肉の値段)を低くできる。
EUではホルモン剤を使った米国産肉は、輸入禁止となっている。しかし日本の役人は、米国の圧力に負けて、そのホルモン剤漬けの米国肉の輸入を許可している。日本政府は国民の命を守らないのだ。だから日本でガンが激増しているようだ。なにせ添加剤、防腐剤を350種も無制限に認可している。英国の20種、フランスの30種と比較して、狂気である。多分、添加剤を認可した数だけ、その汚役人の成果となるのだろう。厚生省では、日本人をガンにする恐れがある添加剤を数多く認可した役人が評価されるのだろう。それこそ狂気である。
いくら自由化になって安くなったと言っても、昔は3,4千円もしていたステーキが、今はファミリーレストランで980円である。何かおかしい。
安いものにはワケがある。自分の身は自分で守ろう。
食が自分の体を作る。食が健康も病気も作る。
これは定価2500円(税別)のすき焼き定食
国産の霜降り肉である。
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2022-06-05 久志能幾研究所通信 2399号 小田泰仙
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