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2022年4月 6日 (水)

大垣市の町内菌が没落原因 石田市長へ退任勧告

 

 人間の腸内には、2兆個の免疫細胞がある。腸内には100兆個の腸内菌が存在する。その腸内菌(善玉菌)と免疫細胞が人の病気を防いでいる。その腸内菌が正常に働かないから、病気になるのだ。

 同じように都市の中には、各町内を守る腸内菌と同じ働きの町内菌(市役所役人、市内商店街組合役員、大垣中心街の自治会、市民)がいて、その運営を支えている。腸内菌には善玉菌と悪玉菌あるように、町内菌である担当者にも、善玉人と悪玉人があり、その働き次第で街の興亡が決まる。

 

大垣没落の原因

 大垣市は、その腸内菌の悪玉菌に当たる汚役人達が活発に動き、善玉菌が痛めつけられたので没落した。

 大垣駅前商店街組合は、前市長の大垣没落政策を裏で支えたので、この20年間で60%のお店がシャッターを下ろした。それに対して無為無策であった。小倉利之前理事長は、その有様を見て「こんなにも没落してしまって!」と嘆いていたが、小倉利之がその没落の原因を作った主犯の一人なのだ。

 その人間に、市民功労賞が授与されるのは、大垣市が狂っているからだ。

 典型的な愚策は、元気ハツラツ市行事の強引な推進で、商店街は営業妨害を受け、シャッターを下ろす店が続出した。大垣市も大垣駅前商店街組合もPDCAを回さず、愚策を続けた。たぶん利権があったのだろう。そうでないと理屈が合わない。

 実際、小倉利之は商店街振興組合の理事長の立場で、事前に市から再開発の情報を得てうまく立ち回り暴利を得ている。

 

大垣市観光課の汚役人 

 大垣市の観光課の汚役人は、他市から有名店の誘致に全く動かず、衰退を助長した。曰く「うちの部下に、有名店の誘致に走り回らせるような可哀そうなことはできない」と職務放棄をした。だから大垣市駅前商店街は崩壊した。

 岐阜市や長浜市では駅前の商店街に有名店を誘致するため、市の職員が全国を走り回って誘致しているから、繁栄している。大垣市と大違いである。

 

汚役人と駅前商店街組合役員の連携

 大垣市の観光課の役人と駅前商店街組合役員は、密室会議で元気ハツラツ市行事を強引に推進して、大垣の没落を推進した。その会議内容に反対するような意見を持つ組合員は最初から排除である。その運営の会計報告もしない。それをある女将さんがその会計報告の件で質問したら、あとで隅に呼び出されて、叱られたとか。これは犯罪と同じである。

 

自治会役員

 大垣中心街の自治会役員は、見て見ぬふりをして対策に動かなかった。役員として言うべきこと、やるべき行動を取らないのも職務放棄である。だから大垣の衰退が加速した。

 

大垣市長

 その町内の町内菌を支配するのが、大垣市長である。一国は一将によって興り、一将によって滅ぶ。それを前市長の小川敏は実証した。小川敏市政の20年間で、大垣駅前書店街は60%が店を閉め、大垣市公示地価は半値以下に暴落した。公示地価は市場が行政を評価する、神のごとき指標である。大垣市の回りの都市の地価は上がっているのだ。大垣市だけが暴落である。

 その衰退の主犯の小川敏に市民功労賞を贈るのはブラックジョークである。

 

大垣市民

 大垣市民は、東大出の市長だからと盲信したので、誰も反対の声を上げなかった。上げるべき声を上げないとどうなるかを大垣市民は学んだ。

 今の危機は、その同じ危機が、後任の大垣市長石田仁によって踏襲されていること。市民の為の街づくりと大嘘を言いながら、年間5千円の増税となるゴミ有料化を議決して、進めている。大垣市より財政が豊かでない岐阜市は、ゴミの有料化はしていない。

 

市長退任勧告

 市民と大垣市を大事にせず、市民に寄り添わない石田仁氏には3年後の選挙で、大垣市長を退任してもらうしかない。市民に寄り添わない市長は、A宮家と同じで世間から浮いている。何もしないことを「挑戦」だと言い換えし、前市長の大垣没落作戦を「踏襲」すると宣言するなど非常識だ。

 前市長のように、5期連続などとんでもない。そんなことになれば、大垣市が消滅してしまう。今でも全国で1799有る市町村のうち、2040年までに896の市町村が人口減で、消えると言われている。悪玉菌の町内菌は、今でも危機意識なく無為無策である。

 

 

2022-04-06  久志能幾研究所通信 2354号  小田泰仙

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