大垣市駐車場が癌化、増殖を繰り返す
癌とは、正常な細胞が異常に増殖を繰り返して大きくなり、他の細胞を圧迫して、本体を死に至らしめる業病である。今、大垣市はがんに侵されて、衰弱しつつある。公示地価はこの20年間で半値以下に暴落した。末期症状である。
これは役人たちがお手盛りで自分達の給与を県下一の高さに上げ、そのツケを市民たちに増税という形で押し付けて、結果として大垣市が没落した物語である。大垣市役所組織が癌細胞化した疑いありである。
ガン細胞の市営駐車場
大垣市新庁舎には、現在、5つの駐車場が整備された。前の市庁舎の時は、2つの駐車場だけであり、それで回っていた。ところが、2020年に新市庁舎が完成後に、更に3つの駐車場が増設された。そのため、以前でも駐車場が余っているのに、新設された2つの駐車場はがら空きである。それは市民税での無駄遣いである。
その2つの駐車場は、地域の町内が公園として利用しており、それを残して欲しいと小川敏前市長に懇願したが、大垣市はそれを無視して駐車場にしてしまった。
何故か、それは業者との癒着で、駐車場を作れば、大きな金が動き、表には出ない金が動くからだと推定される。
駐車場案内警備員の無駄
またどこの市でもやっていない駐車場案内警備員が、大垣市役所の駐車場には配置されている。がらすきの駐車場で案内されると逆に邪魔でしかない。
その費用は推定で年間1~2千万円である。無駄遣いもやり過ぎである。これも業者との利権・癒着が疑われる。
こんなガラ空きでも、2名の駐車場案内員がいる。大垣市は太っ腹。
2021年12月21日、13:15 大垣新市庁舎前の駐車場
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市庁舎内案内ロボットの無駄
知能は一歳児と同じ市庁舎内案内ロボットも新市庁舎の入り口に鎮座している。私は今まで50回ほど新市庁舎に出向いているが、今まで動いている所を見たことがない。その維持管理費で数百万円が使われているはずだ。無駄遣いである。誰かの利権対象なのだろう。組織の癌化の現れである。
その推定費用は設備費、保守費、ソフト更新費、維持管理費等を合わせれば、年間1千万円にはなるのでは。それの内訳が公開されていないので、詳細は不明である。公開できない理由があるのだろう。
動いているところを見たことがない市庁舎内案内ロボット
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組織の癌化で、市民に増税を押し付け
来年度から大垣市では、ごみ回収の有料化の悪巧みが計画されている。一世帯当たりゴミ回収券の負担増費用5,000円として、大垣市の世帯数を70000世帯とすると、大垣市には、3億5千万円の増収である。要は増税である。その分、大垣市民の生活が苦しくなる。他にも公共料金やモノの値上がりばかりで、新型コロナウイルス騒動で年収が下がっているのに、地獄である。
(大垣市の世帯数68,036世帯 2021年12月31日現在)
以前はリサイクルゴミの回収で、キロ6円の報奨金が自治会に供与されたが、それが4円に下がり、今年度から2円になる。近い将来、ゼロ円となるようだ。1世帯当たり、年間1,000円の負担増である。
なぜ大垣市は、ゴミ回収の費用が無いと言いながら、豪華な新市庁舎を建て、不要な駐車場を増設するのか。大垣市は、建屋とその管理で無駄遣いをして、足りない金を増税で胡麻化そうとしている。
高すぎる役人の給与と市会議員の給与、無駄な市庁舎の運営費を削減すれば、すぐ3億5千万円は捻出できる。それをやってからすべきゴミ回収有料化である。
人口減の未来計画で、それと矛盾の豪華絢爛たる新市庁舎
大垣市は人口減少が予想される。大垣未来ビジョンでそのように明言されている。なぜそれなのに、岐阜市より2割も豪華な市庁舎を建てたのか。それなのに、何故あり余る駐車場を造り続けるのか。だから前市政の利権が疑われる。その合理的説明責任が問われる。それをそのまま認めている現市政にも説明責任がある。
役人の法外の報酬
金が無いからとのウソの言いわけで、増税で市民をイジメるなら、自分達の給与を減らして公僕の責務を果たすべきだ。
なにせ大垣市の役人の給与は岐阜県下でつい最近まで岐阜市よりも多い第一位であった。2020年度はやっと2位に下がった。
大垣市役人年収の年収は全国で118位である。大垣市民の年収のランクは全国266位である。いかに役人の給与が市民とかけ離れているかである。だから平気で増税をするのだ。
大垣市民の年収 328万7475円 全国市区町村ランキング 266位
大垣市役人年収 673万5580円 全国市区町村ランキング:118位
岐阜県内ランキング:2位
(つい最近まで1位)
大垣市議員年収 962万2200円 全国市区町村ランキング 116位
(2020年)
真因
この原因は、大垣市の役人たちががん細胞に犯されているとしか、考えようがない。誰かが、甘い汁を吸っているようだ。この新市庁舎建設の計画で甘い汁を吸っているようだ。大垣市の癌細胞を除去しないと、病気は治らない。
市民が現状の不合理に対して声を上げないと、このままでは大垣死役所に殺される。市民が騙されて黙っていたから、大垣市はガン末期状態になった。
2022-02-06 久志能幾研究所通信 2296号 小田泰仙
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