« 男性として「乳がん」防止策に取り組む | メイン | 私の公約3 大垣駅に駅ピアノを設置 »

2020年5月 7日 (木)

「変わらなきゃ」と100回言っても、変われない

分かっちゃいるけど止められない、変われない

損んな私に誰がした?

 

 皆が現状に危機感を覚えて「変わらなきゃ」と大合唱だが、実際に変われる人は少ない。そんなことで変われれば苦労はない。何故そうなってしまったかを考えないから、変われるはずがない。

 何故、なぜを5回繰り返して、そうなった真因を見付けないと、永遠に変われない。

 変わるには、変わるための訓練をしなくては変われない。

 

性格分析・訓練

 「変わらなきゃ」という人が、実際に変われた人は少ない。私も過去に人間関係、リーダーシップで悩んで、変わろうと模索を繰り返した。私が実際に(少し)変われたのは、自分の性格分析をして、深層心理学、対人交流(TA分析)の研修を受け、臨死体験を含む地獄の研修を受けてからである。それで200万円弱の金を使った。それでやっと「少し」変わることが出来た。それも変わるための努力を続けないと、すぐ元に戻ってしまって、変われない。

 

人の性格形成

 人は1日に20回の決断、選択をするという。人として生まれてから12,13歳までに97%の脳細胞が完成する。その間に、20回×365日×12歳=87,600回の決断、選択の学習をすることになる。一度、自分で快楽的な決断をするとその決断を何度も繰り返すことになる。

 親から躾として、「〇〇をやってはいけない」と何度も叱られると、それが頭に叩き込まれる。例えば、私も母から「敷居や畳の縁を踏んではダメ」と何回も叱られた。父もよく母に同じことで怒られていたが、父は結婚後から言われたので、その癖が治らなかった。私は幼い時から言われ続けたから、今でも、家の敷居は踏まない習性が付いた。

 そういう躾が12歳までに87,600回も繰り返されると、強固な性格形成として脳が完成する。警察犬を訓練する場合と同じである。パブロフの犬の条件反射訓練である。

 それが働き盛りの40歳にもなると、累計で30万回もの性格形成訓練がされたことになる。だから上司が数回くらい叱っても、性格が変わるはずがない。優柔不断な決断を繰り返すと、それがその人の性格となり、おいそれとその優柔不断の性格は変えられない。

 だから「変わらなきゃ」と思っても、理屈では30万回以上の逆の訓練をしないと変われない。「そんな私に誰がした」と嘆いても、そうなったのは、己が安易な方向への決断を繰り返した果ての末路である。今まで通りにやるのが、波風も立たず楽なのだ。

201708062

変わらない小川敏市政

 令和2年度の「新生大垣 まちづくり予算」と小川敏がアドバルーンをぶち上げても、新生しなければならなかった真の原因を考えないから、小川敏市政は変わらない。「新生大垣」など子供だましの言葉遊びである。

 「新生」とは、「前市政」を殺して、「新しい市政」を生んだのだ。何故、前の市政を殺さねばならなかったか。何処が悪かったかの反省がなく、「殺意」だけ全面に出すから、改善できるわけがない。従来通り、小川敏市政は沈没を続けるだけである。そんなに簡単に変われるなら、この19年間の間に変わっていたはずだ。新しくすべきは、市長の名である。

 ニュートンの第一法則で、下に沈んで行く運動体・大垣市政は、永遠に下に沈んでいく。それが宇宙根源の法則である。

 

 

「5回の何故、なぜ」の例

 この例では、店頭の床に油がこぼれていた真因は、担当者の人事評価が、短期のコスト低減であったからである。まるで大垣市政のようである。

 小川敏の大垣市政での評価は、如何に予算を消化したか、前年度よりいかに予算を削減したかである。成果は問われない。それで利権者が幸せになれば、市民が不幸せになっても、小川敏は構わないと思っているようだ。

 小川敏は、吝嗇な両親に育てられたので、12歳までに86,600回も吝嗇な躾を受けたようだ。出ていくカネは全て罪悪だと教えられたようだ。だから寄付は当然やらないし、投資も罪悪として見る訓練をされたようだ。だから小川敏は「政治家になると選挙に金がかる」と政治家になるのを親に泣いて止められたので、金のかからない無投票選挙に持ち込む悪智慧を編み出したようだ。それが大垣市の不幸である。

5_

2020-05-07   久志能幾研究所通信 1573 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿