「MRJ飛べず」、「大垣の没落」原因は同じ
「MRJの開発が6年も遅れて、まだ正式に飛行できない原因と、大垣市の没落原因は同じである。どちらも東大神話病である。
ビジネスでも自分の運命でも、なぜそうなったかを考えず、その問題に対処療法で手を打つから、また同じ問題が再発して、右往左往する。MRJ開発遅延も大垣没落も根本原因は同じである。
MRJ(Mitsubishi Regional Jet)は世界最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備えた70~90席クラスの次世代リージョナルジェット機です。(三菱重工グループのHPより)
2019年8月31日に閉店した百貨店ヤナゲンの前の通り。2019年9月3日
大垣駅前の歩行者の通行量が従来の半分以下に激減した。大垣没落の象徴である。
問題の解決は簡単
MRJの開発遅延は、大した問題ではない。開発推進体制に問題があったのだから、推進責任者を更迭すればよい。三菱重工は米国の航空会社からCEОを雇い、その開発責任を統括させて、やっとまともに計画が進みだした。しかし根本原因は正されていない。
大垣市が衰退したことを解決するのは大した問題ではない。市長を首にして、正しい経済政策を取る人に変えれば大垣は復活する。小川敏氏のガンのような病気の為、大垣市が病におかされて衰退したのだから、それを除去すれば病気は治る。問題は、なぜ小川敏市長がなぜ大垣の商店街を病ませたかを究明し、再発防止することである。しかし根本原因を追究しないとまた再発する。
私が癌になったのは小さい問題(従の問題)である。その治療を専門家に任せて、現代医療で正しい対処をすればよい。それで治らなければ、天命として受け入れるだけである。大きな問題(主の問題)は、癌になるような生活を送ってきたことが問題である。その原因である食生活を含めた生活習慣を正すのが問題解決である。多くの人はその生活習慣を正さないから、癌が再発する。
主と従の問題
問題には「主の問題」と「従の問題」がある。主の問題を解決すれば、自然と従の問題は解決される。往々に従の問題に目を囚われて、主の問題が隠れてしまうことが多い。何故そうなったかを考えることが、大事なのだ。ところが多くの人は、解決策を探し回って途方に暮れるのだ。真の原因をつぶさないから、また同じ問題で苦しむのだ。
大垣市の「主の問題」
大垣市没落の原因は、東大神話病の洗脳教育に染まった市民が、小川敏市長が東大卒だからと信用して市政を任せたことにある。小川敏市長の18年間の無為無策の無能政治で、大垣市が没落しても関心がない。市民の政治への無関心が問題である。
大垣が没落した原因は、東大卒の小川敏市長は自分が一番偉いと思っているから人の意見を聞かず、間違った政策を18年間も続けたことである。特にド田舎の大垣市役所内では東大卒などいないから、部下は東大卒の市長に意見など言えない。過去に正しい意見を言っても、それが原因で、飛ばされた人がいればなおさらである。小川敏氏は、己が一番頭がいいと思っているから、人の意見など聞かない。小川敏市長は揉み手をして近づく人間以外、認識しないという噂もある。そんな噂を立てられること自体問題である。
現実問題で、小川敏市長の意向に反することをやると、飛ばされてしまう。小川敏市長は、金を使わないケチケチ方針だから、行政を改善しようと予算を増やしたら、市長に睨まれてしまう。だから小川敏市長の周りは腰巾着ばかりの部下ばかりとなった。だから益々、市の職員は意見を言わなくなった。悪魔のサイクルである。部下は計画された行政事項で問題があると思っても上に上申しない。上げれば飛ばされてしまう。
史上最低の指導者
福島原発事故の対応で、菅直人首相の異常な対応ぶりが記憶に生々しい。東大卒ではないが、東工大卒として、原発はオレが一番知っているのだと、福島原発の現地に乗り込み指揮系統を混乱させた。菅首相の危機管理対応は最低である。史上最低の首相との汚名を頂いた。
同じように、人の話しを聞かない傲慢な小川敏市長は、大垣史上最低の市長?として名を遺すかもしれない。なにせ大垣を過去最大に没落せた功績が大である。
因果応報
その小川敏市長の18年間の集大成結果が、大垣市の没落で、地価は半値以下に暴落、人口密度は半減、大垣駅前商店街の8割が閉店、商店街就業員の8,800人が職を失った。子供の一人当たりの教育費を、多治見市の67%まで削減。一過性の大垣市制100周年記念行事で3億5千万円の大判振る舞いの痴態である。監査役の市議会はそれを止めもしない。東京オリンピックで建設資材が高騰している時期に、それも大垣没落の火急存亡の折、豪華な新市庁舎を建てる。世も末である。
MRJの開発遅延問題
三菱重工の各部署のトップは東大卒に占められている。だから一般の社員は決して偉くなれないと達観している。開発途中で問題があり、それを上申しても、東大卒の上司は、部下の意見など聞かない。だから部下は開発途中の問題点が分かっていても上司に上げなくなる。実際に物が出来て飛ぶ段階で、その問題が発覚するから、その修正で大幅な開発遅延となる。その挙句、MRJは2016年、主翼の強度不足が判明し飛行試験を中断し、機体の改良をしている。多分、コンピュータの計算システムは正常だが、入力ミスがあったのだろう。その結果がおかしいことを部下は東大出の上司に言えなかったのだと推定される。お粗末以外の何物でもない。本来、MRJは2013年にANAに納入される予定であった。しかし6年経ってもまだ未定である。
大垣市の水饅頭共食いは犬畜生の醜態
小川敏市長は、ギネス水饅頭の共食いで、悦に入っている。市民税900万円の無駄遣いである。市民税を使ってやる行事ではないだろう。動物として下級の欲望である食欲を競う競技は、犬畜生のレベルである。知性の競技ではないのだ。下品な行為である。その恥さらしな大垣市長を頂く大垣市民は、MRJ開発遅延問題を笑えない。
ギネス水饅頭の共食いで。下品な無駄遣い行事を止めるべき監査役立場の市議会議長も同席で痴呆的な笑顔である。2018年6月3日
居眠り:ご先祖の戸田公より偉いと思っているから居眠りする。神をも恐れぬ市長である。常盤神社の神事で。2017年10月8日、10:16
TDLパレード:星条旗をはためかせたサイドカーを先導に、ミス大垣を横の侍らせた白のオープンカーで、市制100周年記念行事パレード。正気の沙汰ではない。すべて市民税の浪費。2018年10月7日
市制100周年記念行事の大垣山車勢揃い行事で演説する小川敏市長:大垣の一番の中心地の衰退が目に入らない小川敏市長である。市長は大威張りで演説である。その演説を、市民は誰も聞いていない。
後方のビルは築50年以上で、そこが「大垣市商店街振興連合合」の統括本部である。これでは大垣商店街が寂れるはずだ。大垣没落の象徴のような建屋である。その前は大石証券が入居していた。大石証券も名前が無くなり吸収合併され、消えた。
出初式で行進する小川敏市長。この後、観閲式。こういう行事を長年、数多くやれば、自分が一番偉いと思い込むのだろう。2011年1月9日
2019-09-06 久志能幾研究所通信No.1330 小田泰仙
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