大垣の未来設計-1 組織の再生
これからの連載で、大垣市の未来を建設する設計図を描こうと思う。人の成長の軸(ヒト)、メシの種の経済軸(もの)、お金の軸(カネ)、情報と過去、現在、未来を見つめる時間軸(トキ)、の五次元の世界を考えた。その設計構想をこれからシリーズで記述する。
寿命(任期)
組織の長の任期は8年(4年、2期)であるのが世の常識である。それを5期もやるなど狂気の沙汰である。だから狂気の沙汰の行政が氾濫するが、小川敏市長自身は、その異常さに気が付かないという狂気が生まれる。韓国の文在寅政権のように、小川敏市長には現実が見えなくなるという病気である。
未来設計として、大垣市長の多選を禁ずる条令を作る。三選を禁止。
悪例の雛形
今の小川敏市政を見て、どげんとかせねばならぬと、モチベーションが上がった。小川敏市長の悪政(というより無為無策の無能政治)が反面教師の役を務めてくれた。感謝である。小川敏市長のように政治をやると、都市がどのように没落するかを実例で示してくれた。人はどこまで愚かになれるかも示してくれた。組織がどのように腐敗するかを教えてくれた。
自然界からの学び=細胞の寿命
人は生まれ、老い、死ぬ。人間の組織の細胞も寿命があり、約3か月で全ての細胞が入れ替わる。皮膚からその死んだ組織が剥がれ落ちる。それが垢であり、フケである。病気になっても、食生活を変え、生活習慣を変えれば、体の組織が入れ替わり、病気に負けない体に生まれ変わる。成長の止まった組織は新陳代謝をしない。
身辺整理
どんなものにも寿命がある。今回、癌を患い身辺整理の一環として家財・家具・小物整理をしている。今まで、勿体ないで捨てられずにいた品物、家電製品等を大量に捨てた。それで買い直した品物も多い。買い直して新しいモノになって、気分が一新され、生きていく新たな気分にさせてもらった。古いまま使いもせず、場所だけ取っていたモノを捨てて、新しい空間ができて、嬉しくなった。何事も新陳代謝が必用である。
組織の長のリストラ
同じように、組織の長も新陳代謝をしないと、その組織自体が死んでしまう。愚かな市長が18年も無為無策で居座すと、大垣市が衰退して、地価が半分に暴落する。いくら若い時に優秀でも、その後の学びを怠り、ルーチン的に仕事に埋没すると脳の劣化が著しい。警察署長や校長先生が一番認知症になりやすいという。それは気ばかり使って、頭を使わなかったためである。それは大垣市長も同じである。
人生の残り時間を考えず、目の前の雑事に走り回ると、見えるものも見えなくなる。それは認知症への階段である。
老人よ、花と散れ
老人がいつまでも組織に居座っていては、組織が死んでしまう。その老人より長くその組織に在籍して、組織を引っ張る人にバトンを譲るべきなのだ。それが判断できないほど地位に執着すると認知症になる。その結果が、常盤神社の朝の儀式で居眠り(2017年10月)、恥ずかしいギネス水饅頭食い合いで市民を騙して税金を浪費(2018年6月)、文科省通達を無視して園児を芭蕉楽市ステージの36度の灼熱地獄で躍らせ(2018年8月)、米国旗の先導でミッキーマウスとパレード行進するという痴性100終焉記念行事(2018年10月)を市民税でやったり、公金の使用用途を自己都合のマル秘扱いにできるという大垣特別条令を作るなどの痴態を晒す。自分で自分のことが判断できなくなってしまう。痴例が一件ならともかく、たまにしか見ない市長の行事で、これだけ多くの痴態が散見されれば、小川敏市長に認知症の疑いがあると考えるのが妥当だと思う。
自分の老いは、自分では分からない。「老人よ、花と散れ」とは、三浦朱門氏が、組織の長に自戒を込めて記述した著書『老人よ、花と散れ』(光文社)のタイトルである。
時間の浪費
その原因はどこにあるのか? 君たちはあたかも自分は永久に生きられるかのように今を生きていて、自分のいのちの脆さに思い致すことは決してない。いかに多くの時間がすでに過ぎ去ったかを意識しない。時間なぞ無尽蔵にあるもののように君たちは時間を浪費している。そうやって君たちがどこの誰かに、あるいは何らかの事に与えているその日が、実は君たちの最後の日であるかもしれないのに。死すべき者のように君たちは全てを怖れ、不死の者であるかのようにすべてを得ようとしているのだ。
「人生の短さについて」3-4 p 35
中野孝次著『ローマの哲人 セネカの言葉』 岩波書店 2003年
恥ずかしいギネス水饅頭食い合い
米国旗の先導でミッキーマウスとパレード行進
小川敏市長はどこの国の市長なのだ。
2019-08-05 久志能幾研究所通信No.1285 小田泰仙
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