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2019年6月17日 (月)

「余命宣告2年」の意味

 私は、癌になり、2月12日に手術を受けた。その摘出された臓器の病理検査結果により、主治医より余命2年を宣告された。その意味を考え、多くの本を読んで分かったことを記述する。

 

余命とは

 本来、医師も人間の余命などは分からないという。医師が口にする余命とは、その病院の標準治療(三大治療)を黙って受け入れた人の寿命である。三大治療とは、手術、抗がん剤治療、放射線治療である。それに対して、自助努力で病気と対処した人のデータはない。三大治療しか頭にない病院は、癌患者を直せないと思う。

 

癌罹患の真因

 癌になった原因を放置して、生活習慣をそのままで、三大治療を続ければ、体はぼろぼろになり、癌を再発する。三大治療は、体の免疫力を低下させるためだ。自然の原理である。元を断たねばダメなのだ。

 癌は食生活、運動、精神状態から発病する生活習慣病であると私は推定した。現代医療では、この3つの要素に対する治療には、関心がない。がんセンター等の大病院で関心があるのは、金が儲かる三大医療だけである。なにせ食生活、運動、精神状態の改善では、金を稼げないし、医師の生活を支えられないからだ。何かおかしな日本の医療である。この40年間で、日本の医療費は4倍に増えた。癌患者も2倍に増えた。何かおかしい。

 

スウェーデンでの医療

 1985年に私がスウェーデンに出張に行ったとき、休みを利用してイエテボリの美術館に行った。その時、館内の大理石の階段で滑って、下まで落下して手を強打した。すぐ病院に運ばれたが、そこの大病院の治療は、「様子を見ましょう、時間が経てば治ります」であった。湿布薬さえくれなかった。これが日本の医療機関だと、湿布薬から飲み薬まで出してくる。人間の自然治癒力を信じるスウェーデンの医療方針に感心した。

 

科学とは

 現代科学は、分野を細分化する。だから癌の手術の名医でも、癌の予防や術後の事は、専門外である。愛知県がんセンターでは、手術後、栄養士がその指導をしてくれた。しかし私の知識からは、少し疑問のある指導ではあった。外科医は、「術後、何を食べてもいいですよ」としか指導をしなかった。

 私は、癌ごときのため余命2年で死んでたまるかと反骨心で、癌関係の本を50冊読み、癌になった真因を探り、その発症原因を自分にあるとして、代替医療と食生活、運動、精神状態の改善に取り組んでいる。

 

代替医療

 それで、私は医者のいう治療方法を鵜呑みせず、自分の頭で考えて、抗がん剤治療を拒否して、代替医療を選択した。自分が癌になった原因を特定して、食事の改善、運動、精神状態の改善に取り組んだ。その代替医療は、ガンマフィアの妨害で、保険が適用されないので、ド高い。しかし自分の命には代えられないので、黙って支払っている。支払えるだけ幸せである。支払えない人も多くいるのが現実である。現在、週に2回の代替医療を受けているが、1回で4万3千円がかかる。閉口である。3ヶ月間で100万円である。

 

2019-06-17   久志能幾研究所通信 小田泰仙

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