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2018年11月 6日 (火)

磨墨知2. 過ぎ去る時間は命の刻み

 「時は金なり」は間違い。失ったお金は稼げば取り戻せるが、失った時間は取り戻せない。

 いくら金を積んでも、18歳の輝く青春は戻ってこない。過ぎ去った時間とは、己の命の一部が死に、抜け殻が歴史として記憶に残っていること。その抜け殻を懐かしがっても、新しい価値あるものは生まれない。その失われた時間の冥福を祈り、その供養のため、残った時間を精一杯生きるために知恵を出そう。そうすれば命が輝く。生きているのではない、生かさせているのだ。

 人生の時間の法則は、水の如し。人生の「法」とは、水(サンズイ)が上から下に流れる(去る)こと。決して、その逆はあり得ない。人生二度なし。生涯現役で精進しよう。

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2018-11-06   久志能幾研究所 小田泰仙

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