新幹線殺人事件への備え
2018年6月20日に起きた新幹線内での刺殺事件で、この種の事件の時、座席シートが取り外して盾にできるとの話がどこかの紙面に載っていた。今回、2018年10月10日、馬場恵峰先生宅への道中の新幹線内でそれを確認した。そのきっかけは、車内販売でもらった釣銭を、座席の隙間に落としてしまい、取り出すとき、この件を思い出した。
結果として、落とした釣銭は出てこなかったが、座席シートを外せる手順を確認出来て良かった。座席はマジックテープで止められており、簡単に外せた。備えあれば、憂いなしである。
新幹線に乗って、こんな心配をせねばならいない時代になったのは嘆かわしい。 「自分の城は自分で守れ」というトヨタ生産方式を作った元トヨタ副社長大野耐一氏の言葉を思い出した。自分の城の中で、一番大事なものが命である。
2018-10-13 久志能幾研究所 小田泰仙
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