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2018年9月21日 (金)

小川敏市政の危機管理は、危篤状態

 2018年9月4日,台風20号の影響で、私の住む大垣市内の町内でも大きな被害を受けた。ビル上から屋上床の防水シートが飛んで落ちてきて、道路をふさいだ。これは重くて人手では動かせないほど。これが人に当れば、命が危ない。空き家の家の立木が倒れて、道を塞いだ。

 

大垣市役所の対応の無様

 緊急連絡で、9月4日16時40分ごろ、大垣市役所に電話をしたら、大垣市役所は停電で対応がドタバタであった。私が当方の場所を連絡するのだが、担当者が「市役所は停電で暗くて地図もよく見えない」との返事で、その確定に手間取った。結局、大垣市役所は、その日の20時ごろまで停電であった。私の地区は停電にならかったが、大垣市の南の区域は翌朝まで停電であった。

 

問題点

 問題点は、災害時の司令塔であるべき大垣市役所に自家発電設備が貧弱であったこと。知人の電気工事屋から聞けば、大垣市役所の非常事態での対応のレベルが、人モノ金で、お粗末に尽きる。緊急事態の対応が全くなっていない。

 そんな状況で、小川敏市長は愚劣な市制100周年記念行事に3億4千万円もばらまくのだ。私には、小川敏大垣市長の痴呆的な神経が理解できない。22年完成の新市庁舎の謳い文句が災害に強い新市庁舎である。現在の市庁舎に自家発電がチャチすぎて使い物にならない状況で、いつ何時、もっと大きな災害に見舞われる恐れがあるのに、その備えがないも等しいのだ。

 今の非常事態に常識的に対応できない役人達が、新しい市庁舎で、まともな計画、設計ができるか疑わしい。自家発電施設は、災害本部だけなら1億円もあれば、市役所の部分的な自家発電は整備できるだろう。しかしそれを実施する気配はない。

 

地方自治の痴呆自恥

 現在は、大垣市民の命が危険に晒される事態も想定される最近の異常気象の災害危機状況である。しかし、小川敏市長は、そんなことには気が回らず、大垣市制100周年記念行事に総額3億4千万円をばらまき、偽ネス痴呆水饅頭を食べて、悦に入っている。

 大垣市行政組織には危機管理室がない。相応の組織はあるが、その位置付けが、火葬場管理の部署の後なのだ。それで小川敏市長の考えがわかる。この人に大垣市民の命は預けられない。

 

2018-09-21  久志能幾研究所 小田泰仙  

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