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2018年6月29日 (金)

北朝鮮より恐ろしい大垣政治(2/9)餓死

英霊の祟り?叱責?

 2018年6月3日、大垣市は護国神社前の大垣公園で、水まんじゅうを食べあいギネス挑戦行事を行った。御国の為に命を捧げた18,914柱の英霊を祀る神前と極寒のシベリヤ抑留での犠牲者を慰霊する「恒久平和の碑」前を不敬にも封鎖しての愚行である。その祟りが恐ろしい。天網恢恢疎にして漏らさず、である。

 

インパール作戦

 太平洋戦争での日本兵の戦死の6割は餓死である。1944年のインパール作戦では、補給というロジステックを軽視して愚劣な作戦を立てた日本軍司令部の牟田口廉也中将の責任で、多くの日本兵が犠牲となった。日本兵は、陸軍大学を出た、功名を焦ったエリート軍人に使い捨てにされた。そのエリート軍人はインパール作戦の失敗の責任を取らなかった。

 インパール作戦での戦死者が、第15軍の主力3個師団で計11,400人、戦病死者が7,800人、行方不明者1,100人以上(計20,300人以上)にのぼり、そのほか第15師団だけで3,700人の戦病者が発生した。

家族の戦死

 この犠牲者の中に、父の弟の小田五郎氏がいた。戦病死という死因である。ビルマのジャングルでマラリアにも罹り病戦死か餓死されたようだ。遺骨もない。戦死の公報があるだけである。2015年、小田五郎氏の50回忌は終わっているが、私はご縁がありお寺さんに戒名に新たな院号を付けてもらい、新しく位牌を作り、自宅の仏壇に並べて、毎日手を合わせている。

 父の弟の小田史郎氏は戦後、シベリヤ抑留されて、シベリヤの土になり、日本には生きて帰国できなかった。私の父もシベリヤに抑留されたが、父は生きて帰国できたので、今の私の命がある。

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 大垣公園内の碑

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大垣市大本営の無策による餓死

 この日本軍大本営の愚かさは、現在の大垣市行政の愚かさと同じである。大垣行政の愚かさは、大垣商店街の活性化にロジステックとしての交通・駐車場の必要性を理解できずに、大垣商売のビジネス戦争でまともな対策も打てず、大垣駅前商店街をじり貧状態に衰退させたことに尽きる。大垣駅前の本町通りは、約70店舗が店を並べるが、2018年3月25日の土曜日夕刻のかき入れ時に、11店舗しか開いていないまでに落ちぶれた。いわば大垣駅前商店街は餓死したのだ。

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 2018‎年‎3‎月‎25‎日‏‎16:37 土曜日夕刻の稼ぎ時に大垣駅前商店街はこの有様

 こんな有様にした戦犯は誰だ?

小川大垣市長の見解

 まるで食糧補給・軍備の補給(駐車場整備、行政の支援)もさせず、インパールの死の行進をさせた日本軍大本営の愚かさを、大垣市大本営に見る。大垣駅前商店街が大垣市長の無策で焦土化しても、小川大垣市長は「〇〇さん、空き店舗は駐車場にすればよろしいがな」との妄言を商店街の店主に説教する。これを聞いて、つくづくと情けなくなった。シャッターを下した店ばかりの大垣駅前商店街に、客が足を運ぶわけがない。買い物する店がないのだ。それさえ分からないほど、大垣市長は経済音痴なのだ。小川大垣市長の顔に、大本営の牟田口廉也中将の顔がダブり、怒りが湧き起こる。

 

大垣ビジネス戦争敗戦の惨状

 つまり大垣駅前商店街は小川市長の外資優先戦術の使い捨てコマにされたのだ。結果として、大型無料駐車場の完備した大垣外部資本の大型小売店舗アピタが繁栄して、無料駐車場がなく、駐車違反で頻繁に検挙される大垣駅前商店街は壊滅状態になった。そのため、大垣経済の利益を大垣市の外に持って行かれている状況になった。大垣の商店がアピタに出店しても、高いテナント料を取られて、その利益は県外に行ってしまう。だから経営は苦しく頻繁にテナントが変わる。

 そのため大垣市民の平均年収は、全国平均より、100万円も低いのだ。大垣市長の経済政策が間違っているからだ。大垣市長が経済音痴なのだ。いつの世も、愚かな指導部の間違った政策で、市民は泣かされ、殺される。

 行政のリーダーに経済的基礎知識がないと、市民の年収が減り、生活が脅かされる。さらに、その為政情報が非公開で、市民の声に聴く耳を持たない大垣市長であるので、それこそが恐怖政治である。今の大垣市が直面している最大課題である。行政は、市民の税金を使って市民を幸せにできなければ、税金泥棒なのだ。存在価値がないのだ。市長が有能か無能かは、市民の年収を見れば一目瞭然である。数字は嘘を言わない。

 

 全国平均の平均年収   418万円

 大垣市住民の平均年収  320万6154円(全国280位)

 大垣市会議員の年収   942万3120円(全国115位)

 岐阜県住民の平均年収  392万円(2017年度全国800都市中)

 

英霊の神前で水饅頭の食べさせあい

 その餓死で亡くなられた英霊も多い神聖な神前の正面で、痴呆のような顔で、水まんじゅうを食べさせあい、ギネス世界記録®の達成の祝賀式を開催する無礼を働いても、大垣市の関係者は誰も気にも留めない。神前に拝礼もしなければ、手さえも合わせる者もいない。

 昔の原始時代の人間でも、死んだ先祖には墓を作って化けて出てくるのを恐れ、その祟りを恐れたのに。眼に見えない神を意識することが、動物と人間を分ける証なのだ。大垣市役所は大垣市長を筆頭に、人間としての格は地に堕ちた。大垣市役所の連中は、爬虫類の脳で生きている生物なのか。

 水まんじゅうギネス挑戦が始まる直前、無礼千万にも、シベリヤ抑留で飢えと寒さで亡くなられた英霊を慰霊する「恒久平和の碑」前で、タダの水まんじゅうを食べに来たオバタリアン達が腰かけて休んでいた。今川順夫氏、シベリヤで辛苦を舐めた父、父の弟のシベリヤの土になった小田史郎氏、ビルマの土になった父の弟の小田五郎氏を思うと怒りが湧き起こる。だれがこんな英霊を侮辱する状況を作ったのだ! 大垣市長とは、日本の国力、日本人の精神力を弱めるために、近隣敵国から回された工作員なのか。

26dsc01715「恒久平和の碑」の下で休む不敬なばかもの(水饅頭ギネス挑戦の日)   

27 飢えと寒さで亡くなった仲間を大八車で墓地に運ぶ今川順夫氏

 このシベリヤ抑留犠牲者たちを慰霊したのが、「恒久平和の碑」である。

 今川順夫著「負けてたまるか シベリヤ抑留を生き抜いた男の人生」より

 

僅か14日で、血税900万円かけたギネス記録がパー

 だから大垣市が半ば行政命令で3,250人も動員して、血税900万円もかけて達成したギネス世界記録®も14日後の6月17日、三島高校のコロッケ食べさせ合い記録に負ける終末となった。これも18,914柱の英霊の祟りではないのか。シベリヤ抑留で亡くなられた英霊の叱責か呪いではないか。

 大垣のご先祖・戸田公を祀る常盤神社の2017年神事の真っ最中に、大垣市長が堂々と居眠りをする神をも畏れぬ無礼を働いている。そういう心がけが神の怒りを買ったのだろう。これが祟りでなければ、神も仏もあったものではない。

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  2017‎年‎10‎月‎8‎日‏‎10:16  常盤神社「十万石まつり」神事にて

 2018-06-28  久志能幾研究所 小田泰仙  

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