がんが日本人を継続的に毎年約37万人も殺す。新型コロナが殺す人数どころではない。新型コロナは過渡的にこの2年間で約1.5万人を殺したに過ぎない。多くに人が新型コロナの脅威に、マスコミの扇情的報道で目を奪われていた。その陰で、がんの死亡事件が忘れられている。日本人への最大の脅威はがん死である。
40年前は、ガン死など身近で話題にならなかった。この40年でがんは4倍に増えた。だからこの40年の生活の変化の中に癌の原因がある。単純に考えれば、その原因追及は簡単である。しかし、それが明白になると、不都合になる人(利権者)が大勢いるから、対策を曖昧にしている。確信犯である。その状態でこの40年が過ぎた。その結果、毎年37万人の日本人が、癌の真因を故意に放置されたのが原因で、無為に殺されている。私ももう少しで殺されそうになった。
シャーロックホームズの推理
ある変化があり、その事象前はがんの発生が無く、その事象を蔓延させた後にがんが大量に発生したら、それががんの原因だ。単純明快な探偵シャーロックホームズの推理である。
がんの原因
がんの原因の1/3は煙草である。1/3は食事である。残り1/3は狂った生活習慣が原因である。
癌にならないためには、癌になる食品を避ける、煙草を吸わない、狂った生活を改める。たったそれだけである。
タバコ
タバコと食品は、政府と食品業界とマスコミの責任が大きく影響している。タバコががんの大きな要因であるのが明白になったのに、政府は禁止をしない。政府の怠慢である。それは国会議員が喫煙者であるから、禁煙に対する法案に反対するからだ。喫煙者を当選させる有権者の責任でもある。
狂った食生活
日本の厚生労働省が許可した添加物、農薬の種類は約350種、米国は133種、フランスは64種、イギリス21種と先進国中で日本が異常に多くなっている。
日本人は一人当たり年間で4キロもの農薬や添加物を飲まされている。癌にならないのが、不思議だ。
40年前は、添加物もグルメ番組も、食べ放題のお店も、外食産業も少なかった。食の欧米化が進んだ。国立がんセンターの調査によれば、パン食等の欧米化の食事が、がん増加の原因だとの発表をしている。
それの規制ができないは、各省の役人が利権に縛られて、国民の命など眼中にないからだ。
狂った生活習慣
以前は年功序列で、今のような成果主義、グローバル経済主義も蔓延していなかった。それがこの30年間で急速に蔓延して、ストレス社会に激変した。ストレスこそガンの大きな原因である。要は日本人が拝金主義に染まり、目の色を変えて、健康を度外視して金儲けに走り出した。日本人が狂った生活を送るようになった。運動もする時間を削り、家族も放置して、過労死になるまで働くように仕向けられた。それのストレスが、がんの原因である。
2021-09-09 久志能幾研究所通信 2145 小田泰仙
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