事件
2020年3月9日、僅か10kmを走行する間に(一回5kmの走行を2回で)、大規模小売店アピタの出口と三菱UFJ銀行駐車場の前で、オバタリアンの逆走に2回も直面した。正面衝突になれば命に係わる事件である。私は身の危険を感じて、クラクションを思いっきり鳴らし、相手を怒鳴りつけたが、相手はバツの悪そうに道を変えただけ。
相手は両者とも、狂った中年女性である。その逆走の中年女性は、状況から判断して、初めてその店に行ったわけではなく、常習犯の逆走者であると断定した。
中年女性は厚かましい。社会で揉まれていないので、我儘でやりたい放題である。怖しいので誰も注意をしないので、益々厚かましくなる。その女性の後姿を子供が見て育つと、怖しい未来が待っている。その逆走より怖しい影響が日本を襲う。
銀行の駐車場から一方通行の道に逆走してくる車
2020年3月9日、11:10
アピタ駐車場の入り口から逆走で出てくる車
右折のウインカーを出している。
2020年3月9日、16:43
真因を探る
この逆走事件が同日のわずか10kmの走行中に、中年女性により連続2回も遭遇したので、偶然ではなかろうと危機感を抱いた。その原因を「5回の何故?なぜ?」で、真因を探った。
何故、逆走する?
自分だけは楽をしたいから法律を曲げた。ルールを無視しても、許されると思い違いをしているから。こういう公共心欠如の人間が増えるから、トイレットペーパーの買い占めに走る世相となる。テレビで〇〇がよいと放映されると、スーパーマーケットの棚から、その商品が消える現象となる。自分で考えず、回りの迷惑を考えず、軽薄なテレビに左右されるから、子供の躾教育が出来ない。結果としてゲームばかりする青少年が育つ。日本の衰退である。
なぜ、自分だけ許されると思うのか?
中年女性は組織での厳しさを体験していないから身勝手である。そういう正しい躾を受けない少年もいるが、社会に出て組織から叩かれてその性格は矯正される。しかし女性はその矯正程度が少ないと推定される。
なぜそんな性格になったのか?
そのオバタリアンを育てた親の躾が間違っていたからだと私は推定した。子供は一番多く見て、聞いた経験を自分の性格に身に着ける。親が不道徳な行動を子供に見せてきたためだろう。間違った躾をされた子供が大きなって、妖怪オバタリアンに成長した。
子供は一日に20回の決断をする。食べるか食べないか、やるかやらないか、食べるのはお饅頭かケーキか等の決断を、1日に20回する。それが脳の完成までの13歳までに、約計10万回もその方向に決断する「訓練」をすることになる(20回×365日×13年=94,900回)。それは強固な固定観念となり性格が形成される。だから不道徳な親から躾を受けると、不道徳な人間が出来上がる。
人間の脳は、13歳までに97%が完成する。その時、親の躾次第で、人間の出来不出来が出来上がる。つまり10万回の洗脳教育を親からされたのだ。それが良いか悪いかは、子供には分からない。子供の性格の形成は、親次第である。
上記の理論は、アメリカの心理学者・エリックバーン博士がうち立てたTA(交流分析)の理論よりの説明である。
子供の脳の発達と状況
13歳までに、脳の97%が完成する。
交流分析(Transactional Analysis,TA)とは、1957年に、精神科医エリック・バーンによって提唱された心理学性格分析理論で、人格と個人の成長と変化における体系的な心理療法の理論である。応用範囲は広く、ソーシャルワーカー、警察官、保護観察官、宗教職者などのカウンセリングで用いられる。
なぜその親の躾がなっていないのか?
敗戦後の占領軍(GHQ)は、日本の精神を破壊する目的で、歴史、地理、修身の教育を禁止した。日本の神話からの歴史や修身は軍国主義につながるとして、禁止した。地理も軍国主義の世界覇権の野望につながるとして禁止である。
太平洋戦争中、アメリカ兵は、日本兵が銃後の親や女子供のために、命を投げ打って突撃してくる恐ろしさに、震え上がった。恐怖で精神を侵され、本土に送還された兵士も多い。それで二度と日本が米国に立向かわないように、日本精神を骨抜きにする教育プログラムをGHQが施策した。それで戦後、欧米式の個人主義を謳歌する教育になった。日本人の利他の精神、協調の精神はゴミ箱に捨てられた。戦後の人間性教育は個人主義の教育に傾いた。サヨクがそれに便乗して勢力を謳歌した。それで人間性が劣化した親に躾けられた子供が、今は成人してオバタリアンになった。だから一方通行の道を平然と逆走するオバタリアンが跋扈する社会となった。
日本の病気
逆走する人間を罰する法律を厳しくしても、日本は良くならない。それは対処療法。真因を除去しないと、日本の再生はならない。70年前にアメリカGHQがばらまいた「日本人精神を劣化させるウイルス」が、今になって猛威を奮っている。コロナウイルスなど可愛いものだ。70年間も日本人の脳に作用し続けた業病は、相応の月日がないと元に戻らない。このままでは日本沈没である。大垣を没落させた小川敏の無為無策無能政治も、この病気の一種である。
2020-03-29 久志能幾研究所通信 1517 小田泰仙
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