窓際のトットちゃん、神の領域に近づく

 

 1976年2月2日から『徹子の部屋』が始った。現在で46年間の長寿番組となっている。黒柳徹子さんが『徹子の部屋』を病欠ゼロで46年間続けられた秘訣には、ジャイアント馬場さんからの助言があった。

 ジャイアント馬場さんは、黒柳徹子さんが100歳まで仕事をしたがっていると聞き、それならスクワットをやりなさいと指導をされた。

 

 『徹子の部屋』が長寿番組として続けられた要因は、黒柳徹子さんに「体は資本である」との考えがあるからだ。ジャイアント馬場さんから教わったスクワットを毎日欠かさず一日50回やっている。また軽い体操を毎日1時間している。エアロバイクも室内に設置している。

 黒柳徹子さんは23時には寝て、10時までしっかり寝る。5時間ほどで一度目が覚めるが、白湯を飲んでまた寝るという。

 また窓際のトットちゃんは好奇心が全開である。それが知力の維持に貢献した。体が元気でも、ボケては何事も継続できない。黒柳徹子さんは御年88歳で元気溌剌である。

 

10年は偉大なり

20年は畏るべし

30年は歴史なり

50年は神の如し

 

 人生は窓際でよい。人生は細く長く生きた方が勝ちである。天才でない凡人は長く生きることが、凡人の生き様である。人生でスポットライトばかり当る場所にいると、あらぬ誹謗中傷を受け、病気や突然死などに襲われる。

 せめて第二の人生は、窓際で静かに長く生きよう。窓の外(あの世)に出されるまでは、好奇心満杯の「窓際のトットちゃん」の生き方をしよう。私も『オダブツ教の部屋』である『久志能幾研究所通信』を続けたい。

 

P10409731s 馬場恵峰書

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2022-10-10  久志能幾研究所通信 2511  小田泰仙

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