風が吹くまで昼寝かな ゴミ袋有料化で生活悲惨 大垣市の堕落 磨墨知647

   

「風車 風が吹くまで 昼寝かな」 (広田弘毅)

 

 不遇の時には、あがいても無駄なエネルギーを使うだけ。風が吹かない時は自分を充電する時間にしよう。風が吹いた時、充電したエネルギーが時間を圧倒する。

 首相を務める能力のある広田弘毅が左遷をさせられ、閑職としてオランダ公使に飛ばされた時期は辛かったと思う。彼はオランダ公使赴任中、本を読みまくっていた。

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 1991年10月14日 オランダにて  著者撮影

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舟越圭作 「長い休止符」

 「長い休止符」でGoogleの画像検索をして下さい。

 (著作権の関係で掲載できませんので、画像検索をして見て下さい)

ArtFM メナード美術館「舟越桂2012 -永遠をみるひと-」(愛知県 ...

   

 舟越圭作「長い休止符」は、バイオリン(仕事)を奪われた演奏家が、弾きたくても楽器がなく、呆然と手を動かす様を表している。長い自身の影の横に、奪われたバイオリンが影として地面をさ迷っている。

 

 この作品をメナード美術館(小牧市)で見て衝撃を受けた。ある時期、私も閑職に飛ばされて仕事のない悲哀を体験させられた。鬱症状もでて自殺も考えたこともある。でも意思を持って病気を治し、復帰をした。それで今の自分がある。負けていたら、今はない。

 その経験があるから仕事をする意味が理解できる。お金があっても仕事がない状態は地獄である。人は失ってみて始めてその価値に気づくもの。

 仕事のない死んだ時間を、次のチャンスのための準備時間にしょう。それは神様が与えてくれた黄金の時間。勉強し放題である。

 

仕事を奪う者ども

 今、コロナ禍が渦巻き、給与削減、在宅勤務、雇止め等で、国民は大変な時期を過ごしている。仕事(バイオリン)をしたくても、その仕事が奪われた状態だ。ある人は、そのせいで精神的に追い詰められ、バイオリンにも触れなくなる鬱の精神状態になっている。

 そんな折、大垣市でそのバイオリン(仕事)を奪う悪政が、ゴミ袋有料化の実施である。仕事を奪われ、収入が絶たれ、なおかつ増税である。

 悪代官どもが、新型コロナウイルス騒動で景気が落ち込み、給与も下がり、雇止めも発生している中、ウクライナ戦争で物価が高騰しているのに、ゴミが増えたと大嘘を言い、ゴミ袋有料化の悪政を実施する。家庭ごみの量は10年前に比べて減っているのだ。

 商業のゴミは増えているが、市民の出す家庭ゴミは減っている。それなのに、ゴミ袋有料化で、実質増税である。まるで生活に苦しんでいる傷口に塩をすり込むようだ。

 この施策で3億円のカネが市民税から出ていく。大きなカネが動けば、必ず政治家に利権が発生する。そのゴミ袋有料化推進の首謀者は、石田仁市長と近沢正議員(ゴミ袋有料化推進委員長)である。二人は市民の敵である。次回の選挙では、投票してはならない。

 このまま市民に寄り添わない汚役人や汚議員が繁殖すると、大垣市は滅亡である。

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資料 

大嘘1

 「ごみの減量を目的」が大嘘である。岡田議員が調べた結果では、家庭ごみは減っていて、増えているのは商業系のごみである。

 2015年から2019年にかけて大垣市民一人当たりのゴミ量は0.4%も減っている。しかし事業所から出るゴミ量は6.4%も激増しているのだ。増えたのは、行政が出すゴミと商業者が出すゴミの量なのだ。

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      「岡田まさあき市政報告 令和4年5月」より

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大嘘2

 また大垣市ごみ総量は、過去最大ピークが7.8万トン(2006年)のであったが、それから市民の努力で令和元年には5.1万トンまで減っている。それでなんでゴミが増えたと言えるのだ。駅前商店街がこの20年間で60%もシャッターを下ろせば、ごみも減る。大垣市は小川敏の悪政で大垣経済が低迷し、それにつれてゴミが減ったのだ。大垣の没落で人が大垣から逃げ出し、人口も減った。経済が低迷し、人口が減れば、ごみも減る。経済の基本である。

 

 ごみが増えてゴミ焼却炉の増設が必要ならともかく、現在の処理施設で、なんの問題もない。16年まえの7.8万トンの処理能力に対して、3万トンもの余裕があるのだ。16年前より35%もごみ量が減っていて、なぜゴミが増えたと嘘を言うか。

 

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  グラフで見る大垣市のごみ総排出量(総量)は多い?少い?(推移グラフと比較) | GraphToChart

 

2022-10-07  久志能幾研究所通信 2510  小田泰仙

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