「マジョなるキャットサロン」の実現に向けて

 

高い志を掲げ、日々改善・日々実践に励む

 大野耐一氏は、「ニーズとは、待っていて生まれるものではない。こちらからつかみとりにいかなければならない」という。

 トヨタ生産方式の実践を目指すなら、常に新たな目標を掲げ、新たなニーズを見出す視点が必要だ。

 若松義人・近藤哲夫著『トヨタ式人間力』ダイヤモンド社 p192

 

 大野 耐一(1912年 - 1990年)は、トヨタ自動車工業の元副社長である。かんばん方式など生産管理のあり方の“トヨタ生産方式(Toyota Production System、略称TPS)”を体系化した人物である。

 

 現在、私は音楽ホールを作る夢に向かって取り組んでいる。その実現に必要な第一は、「作る」という志を立てることである。それを実現するために必要な第一歩は、そのイメージを具体的に見える化して、自分の頭に刷り込むことだ。いわば洗脳だ。そのため、そのイメージ図を作り、構想を練っている。

 大きな志を掲げて、その実現に向けて日々地道に改善を積み重ねて励む。それがトヨタ生産方式教のやり方である。

 

 その目玉作戦としてビルの正面に、「猫の顔」と「奥様は魔女」の絵を掲げることにした。どこにでもある普通のホールでは、夢も希望もなくツマラない。せめて皆さんの気を引けるファンタジーな外観にしたい。ユーモアなき夢はいつか破綻する。茨の道だからこそ笑顔を掲げて歩こう。

 目指すは俗称で「猫サロン」、「魔女サロン」である。

 「猫サロン」の名は、立花隆さんの「猫ビル」を参考にした。

 猫はスコティッシュフォールドである。

 ピアノを置くホールの大きさは7m幅×9m長×5m高である。

 収容人員70名のミニサロンである。

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 「マジョなるキャットサロン」のイメージ図

  魔女の絵は「すずはらりんご」さん作  

 

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 内部の配置例(現在、構想中の一例)


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 馬場恵峰書

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2022-07-23  久志能幾研究所通信 2441号  小田泰仙

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