日本国立がん研究所から、日本人男性の65%、女性の50%が一生に間に一度は癌になるとの統計結果が発表された。(2018年のデータから)
だから私が出会う男性に「貴方は将来、65%の確率でがんになる」と予言しても、100%当たる。ただし「100%がんになる」とは言っていない。「65%の確率で」という意味だ。
天気予報で明日の降雨確率が65%なら、雨具の用意をするのが常識だ。日本国立がん研究所の統計結果で、日本人男性が一生の間に必ず65%が癌になるなら、その準備をしないのは愚かである。
現在は、死亡率0.34%の新型コロナ禍で、大騒ぎをしてマスク、手洗い、ワクチンと防御している。しかし、死亡率37%、年間死亡者38万人のがん禍にあまりに無防備である。これでは日本だけの局地戦「がん戦争」での「戦死者」は増加の一途である。だって日本政府が、がんとの防衛戦争を放棄しているのだ。だから欧米ではガン死は減っているのに、日本だけは激増している。
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裏切り者たち
最近の新型コロナ報道は、「がん戦争」戦局のひどさを大本営発表で隠しているかのようだ。新型コロナの年間死者1万人に対して、がんは年間37万人の死者数なのだ。それも新型コロナ禍はこの2年間だけだが、がん死はここ40年以上増加が続いている。まるでミッドウェー海戦の敗戦を誤魔化した日本大本営と同じである。それは太平洋戦争当時、大本営発表をそのまま流し、実態を報道しなかった新聞と同罪である。
マスコミは食品業界からの宣伝費に目が眩み、「がん戦争」戦死者の増加の手助けをしている。テレビではガンの要因食品の宣伝ばかりである。
厚生省の汚役人は、己の利権のためがん発生の原因となる食品添加物の認可で忙しい。英国は認可添加物数が20種,フランスは30種、日本は350種である。いくら添加物が単体で安全であると認定されても、複数の添加物が出す相乗弊害は未知のままだ。
医療業界はガンの市場規模11兆円に目が眩み、対処療法で金儲けに忙しい。
日本には「がん戦争」の裏切り者ばかりである。
男女別、WHО(世界保健機構)統計資料より
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働き盛りの女性に乳がんが激増(日経ビジネス 2016年2月8日号)
日本経済新聞 2019年10月18日
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「雨が降れば傘をさす」(松下幸之助翁)
それが人生経営の金言である。今の日本には、がんになる環境要因が、雨嵐と降っていると同じだ。今のままの狂った食生活、狂った生活習慣では、がんになる確率が極めて高い。それが日本人の2人に一人ががんになる現実である。また高齢化が進んでいるので、高齢になれば必然的に癌になる。和田秀樹先生の病院で高齢者の病理解剖をすると、80歳以上は全員にがんが発見されるそうだ。
雨が降ることが分かっていれば、その対応をするのが、経営者だ。そうでなければ、閻魔様から、人生劇場の退場を宣告されても致し方ない。
今更手遅れでもあるが、そうはいってもがんが目に見える大きさになるには約10年の歳月がかかる。今からでは手遅れに近いが、定期ガン診断、早期発見、早期治療に取り組むしかない。早期に対応すれば、ガンはある程度対応することが出来る。自分が自分の体の経営者なら、体の経営をするべきである。
私も3年前にガンが見つかり、手術をした。私の場合、手遅れ寸前だったので、今でも後遺症で苦しんでいる。
私のがん予防・術後治療
がんは生活習慣病である。だから生活習慣を正さないと再発する。しかし外科の医師や抗がん剤の医師はそんなことは言ってくれない。専門分野に細分化された現代医療では、病人の全体を見ず、患部の細部を深堀りする。だから「先端医療を駆使して患部を完治させました、しかし患者は死にました」となる。それは対処療法だからだ。
病気を治す原則は、元を断たなきゃダメなのよ。
狂った食生活を避ける
揚げ物、加工肉、食品添加物が多い食品、甘いものを避ける。
暴飲暴食を避ける。食べ過ぎない。私の一食分のご飯量は100gに制限している。
禁酒、禁煙、禁スィーツ、禁ポテチは当たり前。副煙流の危険があるので喫煙者には近づかない。
狂った生活習慣をなくす
正しい睡眠、適切な運動、適切に太陽に当たる。
お風呂はシャワーではなく、全身を10分間湯舟に浸かる。体を温めるためだ。
免疫力を上げる
食生活で腸内環境を良くする。体力を上げる。体温を上げる。生死を制するのは、最後は体力であり、免疫力である。人はガンでは死なない。免疫力が低下して、肺炎等を起こして死ぬ。だから免疫力を上げる生活習慣が必要だ。
人をよく喰う
食えん人と付き合うとストレスが溜まる。ストレスががんの最大原因だ。食える人間と付き合い、良き人生を送る。自分自身も煮ても焼いても食えぬ人間にならぬようにする。食える人になるため、最低限の心掛け、「仁義礼智信」を大事にする。そして笑え。笑いがNK細胞を活性化してがんを予防する。
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ガンの正しい知識を本から得る
本を全く読まない人に比べて、本を読む人の平均寿命は2年も長い。つまり健康への知識が寿命を延ばす。
無知が人生に壁を作る。バカの壁を乗り越えれば、人生が開ける。
馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊
馬場恵峰書
2022-07-06 久志能幾研究所通信 2426号 小田泰仙
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