カテゴリー「家を建てる」を追加します。
私の趣味は家をいじること。今までこだわりをもって家を新築、改築してきた。お墓も来世で住む家である。それを含めれば今まで5軒の家の建てることになった。母は、裸一貫から7軒の家を建てた。私もそれに負けまいと、今、6軒目の家を建てる計画を立てた。その経験知を伝えます。
志と忍
家を建てるには、まず「建てる」という志を立てなければ、絶対に建たない。家とは人生を創っていくためのベース基地である。有意義な人生を創るには、人生で何をするかまず「志」を立てねば何事も成就しない。その過程で、楽しいことも辛いことも起きてくる。その時、家は司令本部であるし、籠城する場所にもなる大事な砦である。
「こころざし」とは、「心を刺す」ことだ。自分の心に「上から」刃を突き付けて、それでよいか、それでよいかと自問することだ。それが「忍」である。
「志」とは、「士」の思いを支えるのは、自分の心であると書く。その「志」を実現するには、現状を認めるために、「忍」が必要だ。それを自覚することから「認」という字が生まれた。
夢士
一生かかっても実現できない夢を持って生きるのが「夢士」である。
「士」とはサムライである。刀を持てば武士である。夢をもてば「夢士」である。家を建てるという夢を抱いて、「夢士」として動けば、第三の人生を認知症にならずに過ごせると思う。
現在100 歳の現役ピアニストの室井さんは、90歳で家を新築した。だから100 歳で、今も現役である。馬場恵峰先生は60歳で一億円の借金をして日中文化資料館を建て、24年かけて借金を返済した。それがあったから、馬場恵峰先生は94歳まで現役で活躍された。それを思うと、家を建てるという夢を見ることは、生きる力を与えてくれる。
馬場恵峰書
2021-10-18 久志能幾研究所通信 2183 小田泰仙
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