これは工藤会総裁の野村被告が裁判官から死刑判決を受けて、退廷するときに吐いた言葉だ。その言葉を我々は笑えまい。野村被告は、自分の世界で総裁として闇の世界に君臨し、裁判官さえ自由になると思い込んでいた。我々も科学文明の支配者として、甘く美味しい顔をした「美食の暴力団」を手なずけ、自分だけは病気にならないと思い込んでいた。その陰で、多くの身内の内臓の細胞を殺していた。病気になれば現代医学で治せばよいと思っていた。それで美食に溺れ、暴飲暴食の飽食を繰り返してきた。それで肺の細胞が死に、肝臓の組織が死に、脳細胞が死んだ。
人間の驕り
本来の自然界にはない嗜好性の高い美食を、科学技術の力で開発し(金儲けのため)、人を麻薬依存症のようしてしまった。その結果、癌や認知症やアレルギーの昔はなかった病気が蔓延して当然である。新型コロナウイルス感染の蔓延も、これが影響しているのだろう。一連の異常事態は、食で暴走した人間への自然界からの逆襲だと思う。
その「美食の暴力団」が、貴方の命を狙う。私はあの世の閻魔大王様に「この事で生涯後悔するぞ」と密かに言われ続けてきた。それに耳を貸さなかった。聞こえないふりをしていた。食の闇に無知の為、聞こえなかった。自分に下された最後の審判は、還暦後に訪れた。その審判では、認知症、ガン、肺炎等の死刑判決や、余命宣告である。
タバコ
タバコを飲み、肺の細胞を殺した。肺の細胞は他の細胞と違い、一度死ぬと二度と再生しない。その咎は人生の終末期に、肺の機能低下等で己を苦しめる。その時になって、後悔しても遅いのだ。
新型コロナウイルスに肺が侵されると、肺の組織が死ぬ。肺の細胞は再生しない。肺の機能が低下すると、溺れるような苦しさを引き起こす。そのように肺の機能低下は致命傷にある。
私は職場でタバコの副煙流の被害で、長い間、苦しめられた。
私の両親は喫煙をしなかった。そのお陰で私はタバコを吸わない。背中で両親に感謝である。多くの仲間は両親がタバコを吸い、子供である仲間もタバコを吸う習慣となる。タバコ飲みは、自分殺し、妻殺し、子殺しの大罪である。
飲酒
酒を飲むと、肝臓の細胞を殺す。食べものは胃で消化されるが、酒は薬物の分解と同じプロセスで、肝臓でしか分解・無毒化ができない。その過程で会うコールの分解に携わった細胞は死ぬのだ。肝臓の細胞は分裂を繰り返して、死んだ細胞を再生するが、一定回数の細胞分裂を繰り返すと、それが止る。その時は、肝硬変、ガンになってしまう。
私は数年前に完全禁酒にした。
美食
脂ののった高級なお魚や天婦羅、脂肪分たっぷりの菓子類、砂糖漬けのお菓子を食べると、血管内の内側にプラークが堆積する。それは大食・飽食でも同じ結果となる。その堆積分が血管内径を細め、血流を妨げ、高血圧になり、毛細血管の末端まで血が行かなくなる。血には栄養素と免疫酵素が含まれるが、それが体の末端まで行かないと、体の末端の組織や、脳内細胞が死に、認知症や癌になる。体の組織の末端に免役酵素が行かないから、病気やがんになって己が死ぬ。
私は食事で、断油、断糖、断脂、「ノー・パン」生活を心がけている。
死刑判決
耳をすまして閻魔大王の死刑判決を素直に聞こう。死刑判決を聞いたら、反省して改心しよう。誘惑の「一口」の連続が死刑判決を招く。ご用心ご用心。
私は癌になり死刑判決を受けた。死刑執行前に改心して、狂った食生活と狂った生活を改め、死刑執行猶予となった。残された時間を大事に使いたい。そのために健康が最優先である。
2021-08-26 久志能幾研究所通信 2132 小田泰仙
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