「お役人病ウイルス」をぶっ飛ばせ(その1)
小川敏後の次期大垣市政で、下記が改善されることを祈って記す。この20年間衰退し続けた大垣の復活を切に願う。
「前例至上主義病」をぶっ飛ばせ
今のままではゆでガエル病で、座して死ぬだけだ。なんでもいいから、変えてみよう。動けば、何らかの回答が世間から来る。
お役所の言いぐさは、「前例がないからダメ」の「事なかれ保身主義」ばかりだ。お役人ウイルスは自己繁殖する。自分達に利益があることは、前例なくとも強引ぐマイウェイばかり。前例がないから、やらないと改革はできない。お役人ウイルスは、それが出来ない。
己の言いわけは「そんなことわかっている。そのうちにやる」である。実行しないのは、分かっていない証拠である。人生でそのうちは絶対にやって来ない。今しかないのだ。
「言行不一致病」をぶっ飛ばせ
大垣市は、市役所の垂れ幕で「大垣市は人権尊重の街」と宣言している。それは大嘘である。大垣市主催の餅つき大会で老人がのどの餅を詰まらせて死亡しても小川敏も大垣商店街組合理事長の小倉俊之も松本副理事長も知らんふり。人の命こそ、最大の人権である。
小倉俊之と松本は、炎天下36度の日に、熱中症の危険を無視して園児児童を一商店街の金儲けの余興(元気ハツラツ市行事で新大橋のステージ)に駆り出している。炎天下36度で子供たちの皮膚が火傷状態である。なにが「大垣は人権尊重の街」「大垣は子育て日本一」なのだ。小川敏はそれを後援している。
小川敏は「大垣市は子育て日本一」といいながら、児童生徒一人当たりの教育費を県下最低に落とした。2018年の猛暑の折、大垣市の小中学校のエアコン設備率はたった2.1%であった。他市はほとんど100%であったのに。
小川敏は「市民の安全第一」と言いながら、2018年の大雨の時、室本町アンダーが水没事故を起こしても、その原因の報告と対策を公開しない。単に排水ポンプの保守点検を怠慢しただけなのだ。どういう再発防止をしたかは闇の中。
己は、自分を変えると言いながら、いつかやると言い続けている。
「事故が起きなければ、事故が起きても知らんふり病」をぶっ飛ばせ
2017年のドローン墜落人身事故、2018年の排水ポンプ不作動事故でアンダーパス水没事故、2021年の大垣駅前餅つき大会で老人の死亡、を小川敏は知らんふりで、説明責任があるのに逃げた。市長を辞めるにしてもその説明責任を果たしてからだ。道義的責任は逃れられない。
自分への事故とは、病気や交通事故である。そうなった原因を知らんふりで対処療法で胡麻化してしまう。それでは、病気や事故が再発する。事故処理や手術や薬物投与は対処療法である。事故になった真因を解明して、対処しないと再発する。多くの医者は対処療法しかしない。自分でその真因を探せ。
「聞く耳持たぬ病」をぶっ飛ばせ
エリートは、下々を見下し、人の意見などは全く聞かない。それで大垣は没落した。小川敏は市民との会話を拒否である。小川敏は就任以来、一回だけ市民との対話会を開いたが、それもおざなりの会話集会でサクラを動員して、真の声を封印した。小川敏は、うるさい市民がいる街での対話集会は決して開かなかった。
真の友は諫言をしてくれる人である。己をどうでもよいと思っている輩は、ヨイショしかしない。それは己を殺す毒である。
諫言をしてくれる人こそが師であり、自分を育ててくれる。愛の反対は憎悪ではなく、無視である。だから愛や関心がなければ、何も言わない。
2021-03-21 久志能幾研究所通信 1957 小田泰仙
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