2021年2月12日(金)15時25分ごろ、興文小学校の児童(小学1年生)が帰宅途中、水路のコンリート縁(高さ3センチ)に躓いて怪我をした。怪我は擦り傷程度と思われる。しかし転んだ場所の先が1mほどの深さの水路の縁で、小さな子には深い溝になり、頭から落ちれば命の危険があった。私は病院からの帰路で、その現場に出くわした。
私は、現地の状況を確認して、写真を撮り、状況を記録に残した。
応急の再発防止として三角ポールと遮断棒を設置して、危険防止をした。
恒久対策として、大垣市長宛の対策依頼書を作成して、休日明けの月曜日に大垣市役所教育学校課に出向き、対策を申し入れた。連合自治会長の後藤氏にも連絡をして、事前に市役所に行くことを連絡して頂いた。
大垣市のその後の迅速な対応に感謝である。
事故経緯
2月12日(金)15時25分 事故発生
2月12日(金)16時30分 三角ポールと遮断棒を設置
2月14日(月)
14時 市役所教育学校課に対策を申し入れ
15時 興文小学校で、教頭先生に事故を報告
16:35 大垣市道路課から現地を確認するとの電話連絡
16:50 大垣市道路課が現地を確認
担当者は「来週中に工事をする」と約束した。
2月19日(金) 危険防止柵の工事完了
残念な事
小学校の教頭先生の話では、以前からこの場所の危険が予想され、大垣市に申し入れていたが、そのままになっていたという。
行政は何か今回のような事故でも起こらないと、動かないのが残念である。そう、大垣市役所の実務部隊は真面目なのだ。しかし大垣市の上層部が腐っている。それは旧日本軍と同じ形態である。
もう一つの教訓として、
山に躓かずして垤に躓く
大きなことには慎重に取り組むので失敗は少ないが、小さなことは油断して失敗しがちだということ。「垤」は、蟻塚(ありづか)のこと。
出典『韓非子』
馬場三根子先生も自宅内の畳の縁に躓いて、腰を痛められた。小さな危機管理の積み重ねが人の命を救う。
危機管理の手順
事故の被害者を救助
事故の状況を記録に残す。
応急的な事故再発防止をはかる
恒久的な事故再発防止をはかる
子供たちが大騒ぎ中 2021年2月12日(金)15:27
指さしているこの縁に躓いた。 2021年2月12日(金)15:27
応急処置で危険防止を実施 2021年2月12日(金)16:30
大垣市道路課の職員が現場確認 2021年2月14日(月)16:54
危険防止柵を設置完了 2021年2月19日
私事で、昨日は病院で検査があり、その検査造影剤の影響のため体調不良になってしまい、ブログをお休みしました。
異常を感じたら早めの検査が危機管理である。
2021-02-21 久志能幾研究所通信 1927 小田泰仙
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