「ペルソナ」とはラテン語で舞台の上で用いられる「仮面」の意味である。人間生活におけるそれぞれの役割が、つまりペルソナである。それから波及してパーソナリティという言葉が生まれた。人間は外界と調和していくために、その役割の相応しい在り方(仮面)を身に着けねばならぬ。
市長は市長らしく、教師は教師らしく、警察官は警察官らしく、父親は父親らしく仮面をつけて行動することが期待される。各人が適切なペルソナを身に着けて行動してこそ、社会が円滑に回っていく。
ビジネスマンの仮面
ビジネスの仲間でも、「今度、食事でも行こう」と調子のよいことを言って、それを実行しない人が結構多く存在する。ビジネスマンの仮面を被りながら、詐欺師の行動である。ビジネスマンの仮面を被って演技をしている以上は、一度約束したことを守らない人は「口先だけで信用がない人」と烙印が押される。私はそんな人とは縁を切ってきた。だから今の私がある。
大垣市長の仮面
市長が市長としての仮面を被って活動してこそ、大垣市が発展する。しかし小川敏は、それを「道化の仮面」と経費節約一本やりの「守銭奴の仮面」を被って演技をした。だから大垣が没落した。
公選で選ばれた政治家である以上、公約は守らねばならぬ。正直でなくてはならぬ。
公約を守らない政治家は抹殺されねばならぬ。それは政治家の仮面の裏に詐欺師の仮面を被っているからだ。
道化役は、人を笑わせるが、後世になんの付加価値も残さない。
守銭奴は、人への投資や未来への投資はしないが、己のためなら金を使うという役である。小川敏は、大垣劇場でシェイクスピアの「ベニスの商人」の「シャーロック」の役であった。芸術でも教育でも防災でも、カネのかかることをナイフで切り裂くのだ。
小川敏の公約
小川敏が、2009年、市長の3期目で政策目標、数値目標で設定したのは、1番目「地域活性化」、2番目「子育て日本一」、3番目「市民協働」、4番目「安全・安心」、5番目「自立・安定」である。現在の姿でとてもこの公約が守られたとは思えない。これの詳細検討は別ブログでする。
守銭奴の演技
小川敏は経費を削減し、教育費を削減し、文化芸術への援助金を切り、都市再開発費を削り、掃除費を切り詰め、外注費を削減し、治水費用を削減し、防災費用を削減し、大垣駅前商店街への援助を止めた。大垣市は、それで地方交付金支給団体からは脱したが、それで大垣市民が貧乏になっては本末転倒である。
道化の演技
小川敏は、サルにも取れる水饅頭の共食いのギネス記録で笑わせてくれた。市制100執念忌念行事公演である。金だけは従来の倍以上の3億5千万円も使い、市役所関係者の自分達だけで楽しんで、市民にはドッ白けの舞台であった。平成最後のド田舎芝居であった。金に目が眩んだ業者が群がって、儲けた業者だけには受けたようだ。なにせ会計報告が条例でマル秘なのだ。やりたい放題である。
小川敏は、日本本土爆撃を推進する宣伝映画を作ったデズニーが生んだミッキーマウスを引き連れ、白いアメ車のオープンカーで自慢げに大垣の大通りをパレードである。市長として道化の極みである。
大垣市は昭和20年7月29日、B29の90機の大編隊の空襲で、市内の大半が焦土と化した。死者50人、負傷者約100人、全半壊家屋約4,900戸、罹災者約30,000人。当時の大垣市の人口は約56,000人である。
日本本土へに空襲はジェノサイドである。アメリカが勝ったので裁かれなかっただけである。デズニーとミッキーマウスはその手先であった。ミッキーマウスは、その宣伝映画のアニメ映画で戦闘機を操縦してゼロ戦を打ち落としまくっていた。市制100周年記念行事で、なんでミッキーマウスなのだ。小川敏は道化の極みである。
昭和20年の大垣大空襲でナパーム弾を浴びて色が変わった状態が遺されている。大垣市内で存在する数少ない歴史の証人である。その時の空襲で常盤神社は焼失した。
この場所での2017年の神事で小川敏は居眠りである。バチが当たりますぞ。
2020-04-02 久志能幾研究所通信 1521 小田泰仙
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