接骨院で治療中の携帯使用に呆れ

 3年ほど前、脊柱管狭窄症にかかり、大垣市民病院の医師から、加齢現象で骨が縮んでいると言われた。しかし治療法はないと宣告された。そこで知人の紹介で、大垣市民病院の近くの接骨院にかかることにした。

 

違和感

 この接骨院で最初に違和感を覚えたのは、初診の時、まだ院長の診察も終わっていないのに、そのまま、電気マッサージ治療を受けさせられたことである。常識的には、問診、診察があり、それでどんな治療をするかを決めるはず。それが診察なしで、いきなり電気マッサージ治療である。

 また、そこで電気マッサージ治療をしているとき、隣で同じく電気治療をしている男性が、携帯電話で長々と通話を始めた。病院の治療中の携帯電話使用に違和感を覚えて、院長にその苦情を言ったら、その回答が、呆れた。

 「携帯に出ることで、治療が中断し、待っている患者さんが迷惑する。だから、治療中の携帯電話を許可している。」

 私はその論理に呆れて、その接骨院に行くのを止めた。幸いなことに、いつの間にか、腰の痛みも自然治癒で少なくなっていた。

 

結論

 このため、初診の扱いに不信感を覚え、携帯電話の扱いで、これは駄目だと結論付けた。また領収書も、その場ではくれず、1週間後しか渡してもらえなかったこと。

 院内の掲示板には、保険適用の警告書も掲示してあり、なにか違和感を覚えた。健康保険の制度を悪用した、接骨院の療養費の不正請求が問題になっているようだ。その関係でなないかと思う。

  

危機管理

 自分の体を預ける医師には、心して選択が必要である。接骨院の医師には、「接骨医」・「整骨医」の名称も使用されることがあるが正式には、「柔道整復師」の名が正規である。だから医師ではない。

 自分の命を預ける医師、柔道整復師には、違和感のある人や価値観の合わない人を避けるのが、危機管理である。

 

2019-06-08   久志能幾研究所通信 小田泰仙

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