幽霊通り復活
2021年6月15日14時、雑用があり、大垣市市商連事務所前を通ったら、その前の通りは誰も歩いていなかった。いつもの閑散とした幽霊通りである。1週間前の6月6日、4000人がプレミアム付き商品券を求めて詰め掛けたとは思えない幽霊通りぶりである。大垣駅前商店街をこの20年かけて幽霊通りにしたのは、死神の小倉利之、松本正平の理事長や幹部たちである。トップの評価は、結果が総てである。
場末の街角にあるような市商連事務所の「売り切れ」の表示がわびしい。8000万円の事業とは思えない顛末である。如何にも貧乏所帯の輩が考えそうな表示である。県下第二の都市で、16万人の市商連事務所とはとても思えない。大垣市は死神に取りつかれたのだ。
大垣市市商連の事務所から南を見る 2021年6月15日14時
人が歩いていない。シャッターを下ろした店ばかりが並ぶ
大垣市市商連の事務所の「売り切れ」の掲示
デタラメ販売の事務局、詐欺行為
額面1万5千円のプレミアム付き商品券を10冊も買っても、ましてや30冊も40冊も買って、大垣駅前商店街の何処で商品を買うのだ。買うお店がない。だから転売か不正な横流し以外しか考えられない。
死神に命令された事務員に、「親戚の一郎、二朗、三郎」の代理ですと言って、台帳に記入すれば、30冊でも40冊でも買えたという。同日、たった2人で8000冊を販売の対応をするので、てんてこ舞いであったろう。それで8千万円の札束を処理せねばならぬ。なんでもいいから、早くさばかねばならなかったのだろう。これは税金を投入したプレミアム付き商品券を悪用した詐欺行為である。
死神の暴利貪り
人の話では、4時間並んで、買えなかったという。前日から並んだという亡者もいたようだ。行列を見て諦めて帰った人も多くいた。40万円投資をしても3割引きで転売すれば、8万円程のピンハネが出来る。こんな美味しい話はない。こんな出鱈目の運営を大垣市市商連の死神達がするから、大垣は没落した。
大垣市市商連の死神達の中には、その立場を利用し、法律に違反して暴利をむさぼっている輩がいると聞いた。その証拠も見せてもらった。
大垣駅前商店街は大垣の顔
人が評価されるのは、往々にして顔で評価される。極端なはなし、女性が美人かどうかは、顔次第である。それでモデルが美人なら高給を得る。
都市で言えば、駅前商店街が都市の顔である。その「美人さ」で大垣市の公示地価が決まる。その顔を行政とそれに便乗した「大垣死商連の死神達」が食い物にして不美人にしてしまった。この20年間で、公示地価が半分以下に暴落である。大垣駅前商店街は、20年前は20%であった閉店率が、80%にまでなって幽霊通り、シャッター通りの街に没落してしまった。そのようにした主犯は前市長と死商連の死神達である。それでいて、小倉利之は市民功賞を強奪している。何が功労なのだ。大垣市を没落させた主犯に功労賞を贈るなど、大垣市政は狂っている。
「大垣の顔」の思い出で、死神から逃れられた
2019年6月21日に、亡くなられた丸順の創業者・今川順夫氏は、シベリア抑留中の辛い時、大垣祭りの楽しい思い出や、大垣駅前の繁華街、金蝶まんじゅうを思い出して「こんなところで死んでたまるか」と負けじ魂を奮起して、地獄のシベリア抑留地から生還した。そして丸順を創業し、大垣市の有力企業に成長させた。大垣駅前の繁栄の思い出が、今川順夫氏の命を救った。その大垣市駅前商店街を殺したのは死商連の死神達である。
2014年8月16日 今川氏講演会-興文地区センター
シベリア抑留の講演をされる今川順夫氏。このパンの一切れが一食分。
大垣の繁栄が心の支え
私も50年前に三河地方に就職したが、当時の大垣の繁栄ぶりを心の支えとして頑張ってきた。大垣は岐阜県第二の都市、工業生産では岐阜県一、駅前は三河の駅前など問題でないと自慢していて、頑張れた。それが近年の没落ぶりに怒り心頭である。すべてその原因は、死神達である。
2021-06-17 久志能幾研究所通信 2062 小田泰仙
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