新型コロナ騒動からの学び

 

 新型コロナウイルスの目的は、感染相手の命を奪うことではない。ウイルスが対象者に入り込んで感染をする目的は、自分の増殖である。それが感染相手を殺してしてしまっては、自分も滅んでしまう。

 感染者が死ぬのは、狂った生活をしてきた所業に対しての、天(自然界)からの警告である。

 感染者が死ぬ原因は、免疫力が低下したことで、非常時に活性化する免疫酵素が活動しすぎて(侵入したウイルスを攻撃し過ぎて)、その戦いで死んだ免疫酵素の死骸が大きく固まり血栓となるためである。その死骸の血栓が血管を塞いで死亡にいたる。

 ウイルスと共存すれば(抗体を持つ)、死に至ることはない。

 

生命体とは

 ウイルスは生命体ではない。生命体の定義とは、自己増殖機能、生殖機能、生存意思を持ったものが生命体である。

 ウイルスはこの生殖機能がない。だから生命体ではない。だからウイルスは他の生命体に入り込んで、自己増殖を繰り返す。

 いままでは(約400年前)、人間は船や飛行機で他の地域に飛ぶことはなかった。だからウイルスはその土地で人間と共存していた。

 ところが文明が過度に発達して、飛行機利用で遠方の土地との交流が始まり、想定外の環境になった。

 

危機管理

 危機のとき、真っ先に犠牲となるのは、弱い種(疾患持ち)であることが大きな学びである。疾患持ちは、その環境変化に最も適用できない種であり、真っ先に犠牲となる。自然界の冷酷な法則である。天然痘、ペスト、コレラ、スペイン風邪、等の疫病は、疾患持ちや危機管理がお粗末な種が真っ先にやられている。それは狂った食生活、狂った生活、危機管理意識欠如で免疫力が低下したのが原因である。だから自分を守るのは自分である。

 

危機状態での学び

 天(自然界)が、文明の暴走に警告を発している。我々の生き方を考え直せとの警告である。人間は自然界のちっぽけな一種である。それが暴走して自然界を破壊している。

 

 マスコミが劣化して暴走して人の思考を混乱させている。マスコミは視聴率を稼ぐため、恐怖を煽って暴走している。自分で自分の首をしめていることに気が付かないマスコミである。

 政治家が痴呆化して社会を暴走させている。それで利権に走る政治家の愚かさが露見した。この非常時に、誰がゴーツ―の利権で儲けたのだ? 非常事態宣言で誰が得をしたのだ?

 この危機を利用して売名行為に走る政治家が横行した。寄付をする報道を売名行為で利用した政治家には反吐が出る。よくその顔を覚えておこう。寄付贈呈式をするくらいなら、その時間をコロナ対策で頭を使えと言いたい。

 欧米で個人主義の行きすぎが暴走して、コロナ菌で感染爆発が起きている。日本と文化や生活習慣を比較してそれが顕著になった。

 中国がマスク外交、ワクチン外交で覇権を狙っていることが露見した。それを観察しよう。

 知人の行動に、非常事態宣言で賢愚の差が顕著になった。その人間性をよく観察しよう。

 私のブログ記事へのコメント投稿で、日本女性の劣化が明らかになった。女性の多くは上から視線で世間を見ていることが分かった。要は感情に支配されやすい生物なのだ。

 知人がコロナ禍の情勢をどれだけ冷静に判断しているかも、観察事項である。それでその人の知性が分かる。その人の社会性、常識性も観察できた。非常事態時の行動が、その人の人間性を表す。

 

人は鏡

 人が如何に愚かなことをしているか、よく観察しよう。人は自分の鏡である。自分も行動も観察しよう。それが非常時に顕著に見えたことが、今回のコロナ禍の学びである。

 

2021-03-16   久志能幾研究所通信 1952 小田泰仙

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