「IT化盲信病」をぶっ飛ばせ
後世の大垣市政が、同じ過ちを繰り返さないために、大垣市政のIT化の事実を失敗の記録として残す。
IT音痴が陥る過ちが、「IT化すれば全て良くなる」と勘違いすること。IT化は費用対効果と導入時期を考えないと、大失敗に終わる。失敗の終わっても、しっかりと利益を得るのは、ITベンダーである。
私は会社時代、IT管理業務、IT業務改革の責任者として、会社のIT化と業務改革に取り組んだ。そのときITベンダーからの誇大宣伝の嘘の売り込みが多く来襲して、騙されそうになったことが数知れずである。
その経験から見て小川敏がITベンダーに騙されているのが、手に取るようにわかる。ITベンダーの言いなりになったら、失敗である。小川敏は騙されたふりをして、裏で稼いでいるのかもしれない。そう思われるのも、小川敏の人徳のレベルのせいである。
IT化の実情
AI化など40年前からの話題で、当時は人工知能化であり、それが流行の興亡を繰り返している。AI化とは、簡単に言うと回帰分析と条件判断の組み合わせである。その出来栄えのレベルを問うだけである。コンピュータの性能が上がって多少は使えるようになった。
しかし最終決定は己の前提条件如何で、どのようにも変わる。その決定事項は、コンピューターの問題ではない。だから最終決定は、人間しかできない。AIでは最適のお嫁さんを選べない。AIでは運命は創れない。
AI案内ロボットと言っても、その知能は幼稚園児並みである。ちょっと質問を変えると、AI案内ロボットは右往左往である。私はそんなAIロボットに頼ろうとは思わない。頼れば、自身が認知症になってしまう。
ペーパーレス化も40年前から繰り返し話題になるテーマだ。なぜそれが現代でも完成されていないか、考えるべきだ。要は、人間の能力にペーパーレス化がマッチしていないのだ。何百ページの書類は、紙で見ないと理解しずらい。図書をまるごと電子化しても、それを読む気にはなれないし、その情報をうまく処理できない。学習も手書きのメモ、ノートでないと最終効率が上がらないのだ。
テレワークも40年前からの話題だ。人とのコミュニケーションは、それだけでは解決しない何かがある。それが出来れば、恋人と愛が語れる。そんなことはあり得ない。
大垣市のIT化の愚
小川敏は、IT知識が貧しいのに、売名目的で大垣市行政のIT化を売りにした。小川敏は費用対効果が全くないシステムの導入に血眼になっている。IT化の前に、行政業務の見える化、業務の効率化をしないと、業務改革は絵にかいたモチになる。ITベンダーから言われるままのIT化は、無駄な業務まで電子化して、却って非効率、無駄遣いとなる。それでITベンダーだけが潤う結果となる。
小川敏が自慢げに導入を検討しているのがIT化での印鑑廃止システムである。それよりまず、現行の書類の印鑑廃止という業務プロセスの改善が先である。無駄な印鑑の強要が市民の時間を奪っている。
自分の身分が免許証や持参書類で明確であるのに、印鑑を忘れると受け付けてもらえない。私が実際にその被害を受けた。そのシステム導入前にやるべき行政改革があるだろうと言いたい。
市舎内案内ロボット導入の愚には呆れた。私は今年、数十回も市役所に行ったが、この案内ロボットが動いている現場を見たことない。館内地図を見ればわかるし、案内係に聞けばその方が早い。私は、園児よりも頭の悪くのろまなロボットに案内をしてもらおうとは思わない。それは市民を馬鹿にすること。
私はいまだかって、案内ロボットが動いているところを見たことがない。目の前に、美人の案内嬢がいるから、聞けばよいのだ。 2021年1月22日、16:08 大垣市役所にて
学校の休みをLINEで連絡するシステムなど無駄である。それは中国に個人情報が漏洩するLINEの導入である。LINEペイの情報が悪意ある国にもれれば、悪用されて、財産が奪われるかもしれない。個人情報がもれるのだから、その人の銀行口座にアクセスは可能となる。
LINEの導入を小川敏が自慢げに発表するとは愚の骨頂である。それを小川敏の言われるままに報道する御用新聞も痴呆的である。
2021-03-29 久志能幾研究所通信 1965 小田泰仙
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