迷った時の決断方法

 決断をしないのは最大の過ちである。しかし「決断をしないという決断」も大事な決断である。だから私はその決断の可否を下記の基準で決めている。

 私はまだまだ未熟で、今まで多くの判断ミスを繰り返してきて、痛い目に逢ってきた。判断を誤まって悲嘆にくれる時、多くの本を読み、そこから得た決断法のまとめが下記である。今でも全ては正しく決断出来ないが、下記は少しでも間違いの少なくなるための私の決断マニュアルである。

 

 1 宇宙根源の理にならった決断を

    枝葉末節のことで決めない

    美しい決断を(美学の追求)

    闇から光のある方向への選択を

     今が闇でも、一歩でも光のある世界に近づく選択をする。

 2 未来に重きをおいた決断を

    今はマイナスになっても、将来にプラスとなる道に

    広い道より狭き道へ(安易な道を避け)

    常にベストを求めて選択。妥協をしない。

    自分が成長できる道を選択

 3 時間に重点を置いた決断で

    努力よりも選択に時間をかけて

     間違った道で努力をしても無駄になる。

     狂った新興宗教団体でいくら努力をしても無駄である。

      最大の努力をして絞首台にのぼった若者も多い。

     それと縁を結ばないという選択と決断が重要だ。

     ブラック企業も悪縁の知人も新興宗教団体と体質は同じ。

    即決は不要だが、早い時期に決断をする。

     決断の先送りが最大の過ち。

     ひとまず決めて、間違っていれば即修正する。君子豹変。

 4 横並びよりも、自分の価値観を大事に

    仁義礼智信に叶う方向に

    人として恥ずかしくない正道を進み

    嫌われても良心に従い

    お金よりもご縁・経験・元気・報恩が得られる道を選ぶ。

 5 自利よりも利他の観点での決断を

    人生は与えたものしか返ってこない。

    世の中や人に与えても、返ってくるのはその十分の一。

              与えた分の十分の九は、人生の授業料である。

    しかし与えないと、ゼロしか返ってこない。

    それこそが、死ぬときに後悔する最大の悔いとなる。

Dsc09255s       馬場恵峰書

 

2020-03-02 久志能幾研究所通信 1497 小田泰仙

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