小川敏市長が、路上で80歳の老女と大喧嘩

 2019年5月5日、令和元年最初の大垣・元気ハツラツ市が開催された。そのオープニングで、小川敏市長が猿芝居の大喧嘩を披露した。

 大垣駅前商店街にお店を持つ80歳近い老店主の女性が、歩いてきた大垣市長を捉まえて、

「なんで、道路中央の露店出店者の営業を、商店街のアーケードの下の歩道でやらせないのか。そうすれば、客も露店出店者にも既存の商店にも顔を出せる。空き店舗の前で露店出店者が営業すれば、露店出店者も客も炎天下の暑さをしのげるのに、それが商売上で、一石二鳥ではないか。もう、あんたなんかに投票しない」と。

それを聞いて、小川敏市長は、

「そんなこと、俺は知らん」と言ったので、大喧嘩になったという。それで彼の化けの皮が剥がれた。

 10年近くも元気ハツラツ市の開催を主導したのは、小川敏大垣市長である。それを「そんなこと知らん」とは、市長失格の呆れた言動である。この一件で、小川敏氏は市民の声を聴く耳を持たない市長であることが露見した。

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Dsc05347  元気ハツラツ市 道路中央の露店は賑わい  2019年5月5日

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  元気ハツラツ市で道路中央の露店は賑わい  2018年3月4日

Dsc01397_2 元気ハツラツ市で閑散たる歩道側     2018年3月4日

歩道側に露店を設営すればよい。アーケード下なので暑さも凌げる  

 

害毒を流す元気ハツラツ市

 元気ハツラツ市は、もう10年近く開催されている。その弊害で、大垣駅前商店街は衰退の一途である。もう61%の店がシャッターを下ろした。なにせ元気ハツラツ市で儲かるのは、市外から来た露天商だけである。

 元気ハツラツ市では大通りの駅前道路が封鎖されるので、商店街のお店の荷物の出し入れで、車も使えない。道路封鎖では、商売の妨害が著しい。露店出店者は、大垣駅前大通りのど真ん中に店を出して営業している。

 大垣駅前商店街から一歩路地に入った飲食店は、車で客が来れないので、商売が全く成り立たない。元気ハツラツ市を止めて欲しいと泣いている。

 

堪忍袋の緒が切れて

 元気ハツラツ市に来る客の多くは、露店出店者に流れ、その両脇の商店街の歩道は、誰も歩いていない状況が長年、続いている。これでは、商店街が衰退するはずである。それに商店街の店主の老女が堪忍袋の緒が切れて、小川敏市長にかみついたのだ。

 こんなことは、その気があれば誰でも気が付くこと。それを毎回来ている大垣市の職員が気付いて、改善せねば税金泥棒である。どこに目を付けているのだ。実行委員長でも、そういう目で観なければ、実行委員長失格である。

 

すべて利権がらみ

 大垣駅前商店街の大手一部の商店は、大垣市に商品を納入しているので、「それは大垣市の発展のためになる」として、表向きは反対しない。全て利権が絡んでいる。しかし、元気ハツラツ市の弊害が大きく、発展どころか、実際にこの10年で、商店の61%が店を閉めた。元気ハツラツ市は、大垣衰退の元凶である。

 

商店街組合理事長・実行委員長の闇

 大垣商店街振興組合の理事長の小倉氏は、大垣駅前商店街にお店がないのに、理事長で居座っている。辞める気は毛頭ないようだ。なにせ彼は三役・役員の推薦で理事長になったのだ。よほで美味しいものがあるようだ。理事長は、この元気ハツラツ市の開催の元凶である。

 その三役・理事長の選任の仕組みは、密室での関係者だけの話し合いで決まる。その決定には、一般の組合員は関与できない。東京なら、全組合員の投票であるが、大垣市の商店街組合は、封建社会なので、下々の組合員は関与できないしくみとなっている。

 元気ハツラツ市の実行委員長は、1年交代で、その役をやることが決まっていた。しかし今の松本実行委員長は8年間、その座にしがみ付いて、その座を離さない。よほど美味しいものがあるようだ。今まで、会計報告もない。市の職員も絡んでいるから、なあなあで汚職まがいことがあると思わざるを得ない。

 今度、その実行委員長の役を公益法人化するという噂がある。よほど裏で儲かることをやっているとしか、思えない。永久に松本氏が元気ハツラツ市の利権を抱え込むことになる。誰も口を出せなくなる。

 松本氏は、1年ほど前、夜間に暴漢に襲われ、大けがを負った。犯人は不明である。包帯を巻いた姿が商店街でよく見られた。闇の世界とのトラブルがあったようだと大垣駅前商店街では噂されている。

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    実行委員長の松本氏 2017‎年‎10‎月‎1‎日‏‎

 

 今、大垣市民と心ある大垣商店街の店主達は、なす術もなく泣いている。岐阜新聞も中日新聞も、御用新聞と巷では言われているので、そんなことには、取材もしない。当然記事にもしない。両紙は、小川敏市長と癒着していると思われても不思議ではない。大垣市民として、情けない思いである。

 

2019-05-06   久志能幾研究所通信 小田泰仙

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