2015年10月12日、弘前市の新戸部八州男社長を訪問した後、翌日、豪徳寺を訪問して、井伊直弼公のお墓所と日下部鳴鶴の墓所に参拝した。
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豪徳寺の由来
彦根藩二代目藩主井伊直孝公が豪徳寺(東京都世田谷区)の近くを通りかかった時、猫が手招きをしたため、お寺に入ったところ、丁度激しい雷雨が降りだし落雷の難を危うく逃れたという逸話がある。そのため和尚の法話を聞くことができ、後に豪徳寺を井伊家の御菩提所としたといわれる。一説には招き猫発祥の地ともされている。
豪徳寺では「招福猫児(まねぎねこ)」と称し、招猫観音(招福観世音菩薩、招福猫児はその眷属)を祀る「招猫殿」を置いている。招猫殿の横には、願が成就したお礼として、数多くの招福猫児が奉納されている。
『書天王が描く世界』 p36より
2019-03-06 久志能幾研究所 小田泰仙
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