大餓鬼紙の小欲

 大垣市では家業が紙屋の小川敏市長が、爬虫類の小欲に取りつかれて、それが原因で大垣市が衰退の危機に瀕している。市長や取り巻きはいい思いをしているようだが、市民は悲惨である。

 

長期政権の弊害

 小川敏市長は、血迷って5期も市長の座にしがみ付いている。それも姑息な方法で、大垣財界への根回しをして対抗馬が出馬できないようにしての無投票当選である。常識的に2期が行政の長の任期である。任期中に後進を育て、後は後任に託すのが世のためである。それが大欲である。

 長期政権は腐敗するのが世の常識である。日産ゴーン体制を見ても明らかだ。小川敏市政は長期的な視点に欠け、小欲の餓鬼道に迷い込んでいる。自分の名誉欲だけ市長の座に居座ると、市の行政の空気が澱む。だから大垣市庁舎にはヒラメが跋扈して、澱み切っている。左遷を恐れて誰も諫言をしない。

 

大垣市の失策

 大垣市長は目先の線香花火ごとき行事ばかりに熱を上げ、市の経済は衰退の一途である。それは市制100周年記念行事を見ても明らかだ。大垣市にはケバイ目先の計画ばかりで未来を展望した計画がない。

 現在、大垣市の経済は年率1%で減少の一途である。「大垣市中心街活性化計画」にその現状の惨状が明記されている。それなのに、その真因を追及せず、市外の業者が儲かる間違った政策ばかりを施行している。やましいことがあるようで、その会計報告は条例でマル秘である。間違った政策を続けるから大垣市の衰退が止らない。仏様はよく見ている。結果として、2017年9月2日(金)現在、大垣駅前商店街は、61%の店がシャッターを下ろしていた。

(久志能幾研究所通信「大垣駅前フェリー 61%沈没(改定)」2017-09-20 を参照。カテゴリー「大垣を良くする階」に収録)

 

他市の景気は良い、それなのに

 近隣他市が、リニア景気で沸いて地価が上昇しているのに、大垣市は取り残されている。市場は正直だ。全ての原因は、小川敏市長が小欲に基づいて行政を行っているためである。だから大垣市制100周年記念行事を「100個行うのだ」と小川敏市長は意固地になっている。それをやっただけ、大垣の未来は遠のいていく。それが小欲の末路である。ゴーン被告がその典型を示してくれた。その点で、ゴーンは逆縁の仏様である。手を合わせたい気持である。良き悪例を世のために演じてくれた。ゴーン被告の任期と小川敏氏の任期が同じなのは、何の啓示なのか。

2019-01-25 久志能幾研究所 小田泰仙

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